せろりんです。2月に飲んでるお茶を紹介します。
バタフライピー(アグリ生活)
ラオス産のバタフライピーというハーブティーです。粉砕されていないホールのお茶なので嵩高く、100グラムしか無いのにメッチャ嵩張ります。
蝶豆という謎のマメの花を乾燥させたものがバタフライピーです。綺麗ですね。
お湯をそそいでみると、非常に毒々しい青い液体になります。かなり鮮やかな青ですね。アントシアニンという色素の色です。
メチャ濃い色にもかかわらず、味は完全に無味です。香りは干したしいたけのようなホコリっぽいものです。そのまま飲むと正直言って美味しくは無いです。
このお茶は水溶液のpHで色が変わります。ビタミンCをスプーン1杯いれると紫色に変化しました。pHで色が変わるのはアジサイや紫キャベツと一緒ですね。
バタフライピーは味がないので、普通は他のお茶と混ぜて使います。ペパーミントティーやレモングラスティーを混ぜることが多いようです。
ということなので、おれも実際に混ぜてみました。できるだけ色が薄いお茶を混ぜようということで、ジャスミン茶を混ぜてみました。ジャスミンは薄い緑なので、混ぜてもそんなに変な色にはならんだろうと踏んでいたんですが、見事にイカスミみたいな色になりました。
乾燥シイタケのような好ましくない香りは、ジャスミン茶や紅茶などのフレーバーの強いお茶と合わせることで誤魔化すことができますが、とはいえ混ぜると色がメッチャ汚くなってしまうのが困りものです。バタフライピーの綺麗な青を楽しめないのであればバタフライピーを添加する意味が何一つないので、なんとか色を活かしつつ味も良い組み合わせを見つけるしかありません。
100グラムも買ってしまって、どうするものかと悩んでいます。青いカレーでも作ろうかな・・・。
ディンブラ(紅茶) 三國屋善五郎
福井のお茶屋さん・三國屋善五郎で買った「ディンブラ」です。お紅茶ですね。
スリランカ産のお茶のことを総称してセイロンティーと呼びます。セイロンティーにもいくつか種類があり、それぞれ味がマジでぜんぜん違います。「ディンブラ」は数あるセイロンティーの種類の一つです。
茶葉はブロークンです。粉砕して味が出やすいようにした茶葉ですね。
舌に残るようなどっしりとした強いコクと、サッと引いていくようなさわやかな渋味のコントラストが爽快です。日本人が紅茶と言われてイメージする味そのものの味です。
決して個性的なお茶ではありませんが、味が濃く、紅茶らしい美味しさのある良いお茶だと思います。せろりんはそういう紅茶らしい紅茶が好きです。
ディンブラはペットボトル紅茶のクラフトボスティーにも69%使われているらしいです。おれはクラフトボスティーをまあまあ頻繁に飲むんですが、ディンブラが使われているとは知りませんでした。残りの31%は「ケニア」らしいです。ケニアやディンブラのようなコクと渋味が強い茶葉を使って、クラフトボスティーのような澄んだ味わいが出せるのはメッチャ不思議ですね。茶の世界は奥が深いです。
ディンブラはもともとコクが強い上に、三國屋善五郎のものに関して言えば、茶葉がブロークンなので味がメッチャしっかり出ます。なので濃い目に入れてミルクティーにするとメチャ美味しいです。ストレートでもミルクでもおいしい最強の紅茶です。常備しておきたいバランスタイプのお茶ですね。
フルーツ麦茶はくとう 三國屋善五郎
同じく三國屋善五郎の通販で買ったお茶です。
北海道のせろりんが住んでいるあたりは田舎すぎてマジでお茶屋がありません。そういうわけでおれは通販に頻繁にお世話になっているんですけど、三國屋善五郎はお茶をメール便で送ってくれるので、わずか200円の送料でいろいろなお茶が買えて素晴らしいです。
今回はフルーツ麦茶の白桃味を買いました。フルーツ麦茶シリーズは、ほかにもグレープフルーツやパイン、すいか、りんご等などのバリエーションが存在します。おれはどれも飲んだことが無く、全種類飲んでみたいんですが、とりあえず今回は無難そうな白桃を買いました。
1リットルの水にパックを1個入れて2,3時間放置するだけで完成です。水出しでかんたんに抽出できるのが麦茶の良いところです。
麦茶のコクと白桃の芳香が口の中に広がって、とても美味しいです。白桃の香りはガムのようなわざとらしいものではなく、果汁が入っているかのような自然な香りです。
自然な香りがする一方で、甘みや酸味はまったく無いので脳がバグって最初は若干戸惑います。けど、ぼちぼち飲んでいるうちに美味しく感じるようになっていきます。食後に飲むとさわやかで良いですね。
ほかのフレーバーも飲んでみたいです。
終わりだよ~
今月の茶菓子
2月の中旬に山梨に帰省しました。そのときに自分への山梨土産として買った、金精軒の極上生信玄餅です。
コイツはめちゃくちゃうまいので山梨に帰るたびに買ってます。甲府駅の改札を出たところなどに売っています。
ノーマル信玄餅と違って、個包装の袋の中にデカい餅が1つだけゴロッと入っています。
メチャクチャうまいです。餅が死ぬほど柔らかくて米の風味も激強なんですよね。もはや通常信玄餅とは別の食べ物です。
その代償として、5個入900円という高めの価格設定な上に、賞味期限が2日くらいしかありません。とはいえマジで美味いのはマジです。生まれてから信玄餅以外食べたこと無いおれが言うんだから間違いないです。
このときはルイボスティーと合わせていただきました。今月の茶菓子とか言って紹介しといてなんですが、お茶無しで食べたほうが餅の風味が楽しめる気もします。
せろりんでした。
コメント
[…] このお茶は2月の部で紹介したフルーツ麦茶はくとうと同じシリーズの商品です。 […]