グリーンルイボスティー(CARMIEN)
CARMIENというメーカーのグリーンルイボスティーです。ヒモの付いていないティーバッグです。カルディで300円くらいだったと思います。グリーンルイボスは普通のルイボスとは一味違います。
普通のルイボスティーは、ルイボスという植物の葉っぱを発酵させてから乾燥して作ったハーブティーです。ちなみにせろりんはルイボスティーが大好きで毎日ガブガブ飲んでいます。中でもCARMIENの普通のルイボスティーは味が濃くて気に入っています。
で、このグリーンルイボスティーが普通のルイボスティーと違うのは、製茶の過程で発酵をさせていない点です。
「おーいお茶」のような緑っぽい褐色をしています。
通常のルイボスを飲んだときの紅茶っぽい芳醇な味わいは薄く、代わりに緑茶のような青臭いさわやかな香りがします。あと、ちょっとビールみたいな香りがする気もします。おいしいですけど、通常のルイボス茶とは違う飲み物として捉える必要はあります。味が緑茶っぽいので、どちらかといえば和菓子に合います。
ちなみにチャノキの葉っぱを発酵させて作ったのが紅茶で、発酵させずに作ったのが緑茶です。発酵させて作った通常のルイボスが紅茶っぽい味で、発酵させずに作ったグリーンルイボスが緑茶っぽい味わいなのは興味深いポイントですね。どんな葉っぱでも発酵させると紅茶っぽく、させないと緑茶っぽくなるのかもしれないですね。
コーン茶(株式会社エス・エス・ビー)
2月は大学の行事や引っ越しなどで死ぬほど忙しかったので、カフェインの入ったお茶やコーヒーをガブガブ飲みまくって気合を入れていたんですが(せろりんにはカフェインに弱いという設定があります。カフェイン摂取すると一発で寝れなくなるし一発で元気になります)、とはいえ流石にこのままカフェインをガボガボ摂取してたらヤベーだろということで、3月に入ってからカフェインを控えめにする生活をしています。その一環で買ったのがグリーンルイボスであり、コーン茶でもあります。
コーン茶は焙煎したトウモロコシの実を煮出して飲むお茶です。韓国で盛んに飲まれているらしく、この商品も韓国からの輸入品です。カルディで300円くらいだったと思います。
淹れるときは、鍋で10分くらい煮出すか、冷蔵庫で2時間くらい冷水に漬けておくかの2択です。おれがやった限りだと、鍋で煮出すとあんまり美味しくならないので、おれは水出しで飲んでいます。
めっちゃうまいです。焼きとうもろこしをかじった時のような香ばしい香りと、ほのかな甘味があります。
コーンの風味が非常にわざとらしいので苦手な人は苦手かもしれないですが、個人的にはメッチャうまいです。わざとらしいもなにもコーンしか入っていないので、これが自然なコーンの風味なんですが、とはいえ「香料を入れまくったのかな?」と疑いたくなるくらいにはコーンの風味が強いです。
麦茶と並んで一年中常備しておきたいうまさですね。飲むたびコーン食ってるような気持ちになります。
ウバ・ハイランズ(ルピシア)
セイロンティーの一種、ウバです。スリランカでとれるお茶のことを総称してセイロンティーと言います。
ルピシアで50グラム600円くらいでした。コイツはウバの中でもハイランズ茶園という農園でとれたものらしいです。
スリランカのウバといえば、中国・キームン、インド・ダージリンと並んで世界三大紅茶の一つに数えられる、たいへん由緒正しいお茶です。
せろりんは実はウバに苦手意識がありました。ウバって、渋みとエグみがあって、香りも独特で、なんというかクセがすごいんですよね。とはいえ、元々苦手だったお茶でも飲んでいるうちに大好きになるというのは、お茶の世界ではよくあることです。NTRに嫌悪を抱くヤツほどNTRにハマりやすいのと同じ原理ですね。苦手なお茶でも、好きになるまで試すのが重要です。
今回は、今まで飲んできた本当にウバなのかどうかすら疑わしいようなネットで買った茶葉ではなく、ちゃんとした農園でつくられたちゃんとしたウバを買ってみました。これで美味しくなかったら今後ウバを買うのはもうやめようという覚悟でやっています。
色がメッチャ濃いですね。
味は、悔しいですが美味いです。コクが深くて、その上で、渋いような甘いような複雑な味がします。エグ味は今までおれが飲んできたウバと比べると薄いです。ウバの香りは「バラのよう」と表現されることが多いんですが、わかるようなわからないようなという感じです。バラかどうかはともかく、表現の難しい独特の良い香りがします。
ウバといえば、ミントのようなスーッとする後味で知られています。口に入れたときに強い香りとドッシリした濃い味がする一方で、飲み干した後から清涼な味がやってくるので、焼肉の後のアイスが美味いのと全く同じ原理で美味いです。
茶葉は、多くのセイロンティーがそうであるように、ブロークンです。お茶っ葉を細かく切り刻むことで味を抽出しやすくしたタイプですね。切り刻んでない普通の茶葉は淹れるのに4分くらいかかる一方で、ブロークンなら1分ちょっとで抽出できるので楽です。そういえば昔、1分で完成するカップ麺が一瞬だけ流行ったような気がしますが、いつのまにか見なくなってしまいましたね。おれはけっこうあれが好きでした。
終わりだよ~
今月の茶菓子
北海道から東京に引っ越しました。そういうことなので、お土産に函館名物の五勝手屋羊羹を買いました。わりと有名な北海道土産らしいんですが食べるのは初めてです。
五勝手はそういう地名らしいです。へんな地名ともおさらばか、と思うと一抹の寂しさがあるっちゃあります。
筒に入った羊羹です。リップクリームみたいに筒から中身を押し出して、付属のヒモで薄く切ってコイン状にして食べます。味が濃いので温かいお茶にメチャ合います。グリーンルイボスに合わせていただくと最高です。
自分用にバラ売りを1本、家族にあげる用に3本入りを1個買っていったんですが、家族に渡しそびれたので結局1人で4本食べました。ワイルドだろう?
終わり。
せろりんでした。
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