このおれがサイゼリヤで頼みがちなメニュー ベスト5

メシ

せろりんです。

サイゼ大好きなせろりんがサイゼで頼みがちなメニューを書いていきます。

要するに注文頻度ランキングです。ただしちゃんとカウントしたわけではないので順位はすごく適当です。

対戦おねがいします。

5位 小エビのサラダ Lサイズ(SA52) 500円

小エビのサラダです。普通サイズが350円で、Lサイズが500円です。おれはほぼLサイズしか頼みません。

ま~じでうまいです。なんてったって、エビの量がすごいです。500円で1日分の野菜と100日分のエビを一度に摂取できます。

「サイゼリヤドレッシング」と呼ばれるオーロラソースみたいな定番のドレッシングがかかっていて、これも異常にうまいです。

野菜が一口大にカットされているのでフォークでザクザク刺して一度にたくさん口に入れられるのが良いです。

重要なのはLサイズを頼むことです。一度にたくさん食うことで発生するうまさ、みたいなものがこの世には存在します。ラーメン二郎だって料亭でお椀にちょこんとだけ乗せられて出てきたら、そこまで美味しく感じないでしょう。ビールだってガブガブ飲むからうまいわけです。ちっこいエビをたくさん食うことでしか満たされない欲求が人間にはあります。満たしましょう。

あと写真がちょっとイキった構図ですいませんでした。これしかなかったんです。

4位 アロスティチーニ(AA02)400円

アロスティチーニです。ラム肉の串焼きですね。

「やみつきスパイス」とかいう名前の、オレンジ色の謎のパウダーをかけて食べます。

マージでうまいです。香ばしくて旨味が強いのに臭みのないラム肉は、そのまま何もつけずに食べても美味いです。その上で、謎のパウダーが「麻薬か?」ってくらいうまいです。わたくし、こんなうめえもん初めて食いましたわ!

さすがにラム肉なので原価が高いっぽく2本で400円もしてしまい、まあ高めの焼き鳥屋に行ったと思えばそこまで高くもない気はしますが、あまり軽率には頼めないのも事実です。ただ、味で言えばサイゼで一番うまいです。注文頻度ランキングで4位になっているのはひとえに値段が微妙に高いのに腹が膨れないから、という金銭的な事情でしかありません。

これで値段が200円とかだったら、おれはもうこれしか頼まない可能性すらあります。

ちなみにやみつきスパイスは20g300円でお持ち帰りできます。おれも買ってみて、ステーキにかけてみたり直で舐めてみたりしたことがあります。脳がしびれる異常なうまさです。たぶん白米にパウダーだけかけて食べてもうまいと思います。なんちゅうもんを食わせてくれたんやって感じです。

3位 バッファローモッツァレラのピザ(PZ02) 500円

激ウマモッツァレラがたくさん乗っかったピザです。

ただのモッツァレラではなく水牛のミルクを使用して作ったとかいう謎のこだわりを発揮しています。普通の牛より水牛の乳のほうが成分が濃いらしいですよ。サイゼはときどき、そういう本場っぽい謎のこだわりを見せてくるときがあります。

味付けはマルゲリータと同じなんですが、モッツァレラチーズの量がマルゲリータの3倍になっています。

ピザ生地は冷凍食品感丸出しなんですが、生地のチープさが逆にチーズのうまさを引き立てている気がします。

プラス100円出せばダブルチーズ仕様にすることもできます。本当にチーズが2倍(マルゲリータの6倍)になっているのかはかなり怪しいところではあるんですが、これ以上いらんわと思うくらいチーズたっぷりなのはガチです。

美味しいチーズを死ぬほど食べたい人はダブルチーズにしましょう。

2位 イカの墨入りスパゲッティ(PA11)500円

「これ頼むやつ初めて見たw」って言われるシリーズです。

実際かなりの不人気メニューらしいんですが、おれは大好きです。サイゼに行ったら五分五分くらいの確率で頼みます。

イカのスミをソースにしつつ具にもイカを使ったパスタですね。

ソースから海の香りがプンプン漂いつつ、イカの身もかなり良いのを使っているっぽくてガチうまいです。

サイゼの創業者が書いた「サイゼリヤ おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ」という本が存在します。ジャンルとしてはビジネス書ですね。

大赤字の店が火事になって創業者が死にかけるシーンから始まるので突っ込みどころが多いんですが、とはいえ独自の視点が盛りだくさんで、飲食店経営に興味がなくても楽しめる本です。

サイゼの創業者は、この本の中で自社商品を3種類に分類しています。「ほっといても売れる商品」「店が売りたい商品」「売れないけど、ないと困る商品」です。

ほっといても売れる商品はミラノ風ドリアや辛味チキンのような定番商品でしょう。店が売りたい商品は、おそらくたまねぎのズッパ(本場の味を楽しんでほしいという意図がありそう)や、アロスティチーニ(サイゼを居酒屋の変わりに使ってほしいという意図がありそう)のような商品のことなんだと思います。

で、この著書で「売れないけど、ないと困る商品」として名指しされているのが「イカの墨入りスパゲッティ」です。「提供をやめるとファンからクレームが入る」から、あんまり売れないけど根強いファンがいるので廃止にしないのだと書かれています。創業者に名指しされるレベルで狂信的なファンがいるのがイカの墨入りスパゲッティという料理です。狂信的ですまん、って感じではありますが、確かにイカの墨入りスパゲッティが販売終了になったらおれはツイッターでサイゼの悪口を言いまくると思います。

まあ悪く言えば生臭い料理なので好みは分かれるのかもしれないですが、良く言えば海の香りが濃厚で、ハマると本当に美味いです。もし見た目が理由で一度も食べたことが無い人がいたら、ぜひお気に入りの服を着て食べに行ってほしいです。

それはそうとサイゼ創業者の本は面白いので読んだほうがいいですよ。視点が異端すぎるので、ビジネスの参考にはならないとは思いますけど、サイゼに行くのは確実に楽しくなります。

1位 柔らか青豆の温サラダ(AA06) 200円

柔らか青豆の温サラダが好きです!と言うと「まずそう」「これ頼むやついたのかよ」などと散々言われるんですが、しかしおれは好きです。

グリーンピースはシュウマイの上に乗っているようなパサパサした青臭いものではなく、プリップリのプチプチした食感で、臭みはほとんどありません。われわれがイメージするグリーンピースとはまったくの別物だと思ったほうがいいです。味だけで言えば、シウマイの上のあの豆よりは枝豆のほうがまだ近いかもしれません。

豆自体に旨味がついている上に、パンチェッタ(ベーコンみたいな肉)のジューシーさと温玉のコクが合わさってガチでうまいです。やったこと無いですが、米に乗せて食ってもうまいんじゃないかと思います。

これで200円は安すぎます。

あまりにも美味くて安いので、食べすぎてしまい今では飽きてしまってそこまでは美味しく感じません。それでもサイゼに行くと大体注文してしまいます。

ただし最近はなぜかパンチェッタoutでペコリーノチーズinの謎仕様に変更されてしまったみたいです。ペコリーノチーズ仕様の青豆の温サラダもメッチャうまいんですが、やっぱりパンチェッタのほうがよかったな~という気持ちもあります。根強いファンがいる商品なのでどうせすぐ元の仕様に戻るような気もしているんですが、とはいえ早く元に戻してほしいです。

グリーンピースが苦手だからムリ~って人は明日同じ時間にサイゼに来てください。本当のグリーンピースをご覧にいれますよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

番外編:メリンガータ(DE29)200円

冬季の限定商品なので番外編として取り上げることにした商品です。販売期間だけに限って言えば最も高い頻度で食べているのは恐らく「メリンガータ」でしょう。

サクサクのメレンゲクッキーにチョコチップとアイスを乗せたお菓子です。ジャンルとしてはアイスケーキですね。

写真は2個注文したときのものです。あまりにも美味いのでおれは基本2個以上で頼んでいます。本当は10個くらい頼みたいんですが、さすがにそれはちょっと恥ずかしいので2,3個で我慢しています。

サクサクっと食べているうちに口の中でいつのまにかメレンゲとアイスが溶けてなくなっている儚い食感が魅力です。ドリンクバーのまずいエスプレッソで流し込むと幸せになれます。

なんでこんなに美味しい商品を期間限定にしているのか甚だ疑問だったんですが、一説によると夏は湿度が高くてメレンゲがダメになってしまうから、なんだそうです。そんな。除湿機を導入してください・・・。

早く年収5000兆円になってメリンガータとアロスティチーニだけ食って生きていきたいです。

サイゼに行け!

そういう感じです。

サイゼに行って小エビのサラダとアロスティチーニとバッファローモッツァレラのピザとイカの墨入りスパゲッティと柔らか青豆の温サラダとメリンガータを食べましょう。

ぽっと出の期間限定メニューもうまいですよ。一期一会の出会いを大事にしましょう。おれは最近「ラムのラグーソース(トロフィエ)」600円を食べまくっています。

それはそうと真イカのパプリカソースを復活させてほしいです。マジでお願いします。

終わり。

せろりんでした。

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