最近飲んでるお茶 2022年2月の部―ネパールオータムナル、メロンパン、小豆茶

おはせろ!

設定説明するぞ!べつにお茶に詳しいわけではない(紅茶だけはちょっとだけわかる)けど、いろんなお茶をガブガブ飲みまくってはいるおれ・せろりんが、茶を飲んでも味をすぐ忘れてしまって悲しいので記録としてレビューを残しておくための企画です。

今回は2月の部です。

ネパール オータムナル ミストバレー茶園(TEAPOND)

TEAPONDで購入した「ネパール」の秋摘み茶葉です。

ネパールのイラム地方という場所で採れたお紅茶です。イラム地方はインド・ダージリンからたかだか20時間も歩けば到着する場所に位置し、地理的な近さゆえにダージリンっぽい味のお茶が採れます。

で、ダージリンと同じで「ネパール」にも大まかにわけて春、夏、秋の3回の旬があります。今回買ったのは秋摘みのお茶です。

「ミストバレー茶園」という、どうせ霧が深い谷にあるんだろ、と調べなくてもわかってしまう名前の茶園で採れたお茶です。一人ぼっちの○○生活みたいなわかりやすいネーミングで助かります。

缶に移しました

ちりめんじゃこみたいな白い葉っぱは紅茶の新芽です。

さて紅茶には等級(グレード)という謎の概念があります。お店で売られている紅茶葉の中にはパッケージに「OP」とか「TGFOP」みたいな感じのアルファベット数文字が記載されているものがあり、これが等級です。等級(グレード)と聞くと、「客観的な指標なのかな?」とか「良い等級の紅茶は美味しいのかな?」とか思ってしまいますが、そういうわけではありません。紅茶につけられる「等級」は一言では説明しにくい非常にムズい概念なんですが、がんばって一言で説明しようとするなら「茶園や販売店が茶葉の特徴を見て独自につける宣伝文句」といったところでしょうか。

紅茶の等級はアルファベット1文字1文字が紅茶の特徴を表す英単語の略称になっているのが基本です。で、よく見る等級の典型例として「OP」とか「TGFOP」があります。たとえば「TGFOP」のTはTippy(ティッピー)の略で、ティップと呼ばれる新芽を含んでいることを表しています。オタクならピンとくるかもしれませんが実はごちうさのティッピーというキャラは紅茶の等級に由来した名前です。

そういうわけでアルファベット1文字1文字の意味を調べていけば茶葉の特徴がなんとなくわかります。ただ、特に調べなくても、基本的にはコロコロコミックの必殺技と同じで、等級が長ければ長いほどグレートな茶葉であると解釈してもあまり問題ありません。

で、今回買ったお茶っ葉の等級は「SFTGFOP1-TIPPY」です。メッチャ長い等級ですね。

この長ったらしい等級の意味することを日本語に復元すると「スーパー美味しくて新芽が多くて金色の花のような香りの新芽を含むオレンジペコーを使っていて一番美味しくて、新芽が多い!」みたいな意味になります。突っ込みどころが多いですが日本語に直すとガチにそんな感じです。

もちろん等級は茶園が勝手につけるものですし、ダージリンやネパールは大げさな等級をつける傾向があるので、あまり真に受けても意味はないです。しかしとはいえ、長い等級だと期待も膨らんでしまうのが、おれのようなにわか紅茶オタクの性です。

で、飲んでみたところメチャクチャうまくておったまげました。

さわやかな口当たりで、秋摘みというよりは夏摘みのようなみずみずしさを感じます。コクは控えめでサッパリしている一方で、キリッとした渋みと強めの甘味があるので飲みごたえ抜群です。

飲み下した後に鼻を抜ける香りはとてもフルーティーで、ブドウのような瑞々しい香りを感じます。緑茶っぽい清々しい香りもするので清涼感があってうまいです。それと、たぶんこう感じるのはおれだけなんだと思いますが、よーく味わうとほのかにトマトのような香りがするのも珍しくて良いです。ただし、おそらくトマトと感じるのはおれだけだと思います。ダージリンやネパールはいろんな香りが凝縮されているので人によって感想が変わりがちです。

世の中の秋摘み茶葉はまろやかで甘くて落ち着いた味をしていることが多いんですが、このお茶はバチバチに華やかな味わいなので「本当に秋摘みか?」と思ってしまいます。でもまろやかな甘みが強いところは確かに秋摘みっぽい特徴だよなーとも思います。

2021年 ネパール イラム ミストバレー茶園 EX-18 ティッピー 紅茶専門店 TEAPOND ティーポンド
落ち着きある口当たりとやがてくる春を予感させる仄かな青い香りの秋摘みネパール紅茶

いやーガチでうまかったです。

アイスティーにしても美味かったです。

おれはダージリンだと、どちらかと言うと夏摘みや春摘みが好きなんですが、このネパールは秋摘みながら超うまかったです。

それでいて50g1242円で買えるのはちょっと安すぎだと思います。

実はせろりんは、ちょっと前に別の紅茶屋さんで、まったく同じ茶園、まったく同じ等級、(たぶん)まったく同じ味の2021年産秋摘みネパールを50g2800円で購入していました。で、そっちを飲んでいたときも「2800円払う価値はある美味しさだな」とアホヅラで思っていたので、そのレベルのお茶が1242円で買えちゃうのは、これもう、買えば買うほど実質1558円稼いだのと同じだろと思います。

美味しいお紅茶が飲みたいな~と漠然と思っている人は買ってみてはいかがでしょうか。あんまりお紅茶っぽい味わいではないので初心者が飲んで素直に美味しいと感じてくれるかは難しいところですが、ガチで香りが良いのはガチです。

ティーバッグもありますよ。

メロンパン(ルピシア)

みんな大好き謎フレーバーティー、のコーナーです。

ルピシアの「メロンパン」です。名前の通りメロンパンの香りをくっつけたフレーバーティーですね。さすがに謎です。

50g600円でした。

ルピシアの謎フレーバーティーを買うと大体入っているカラフルな金平糖が入っています。オシャレですね。それとメロンパンのカスみたいな黄色い物体はメロンパンのカスです。

茶葉は細かく粉砕されています。香りは完全にメロンパンです。

とりあえずミルクティーにしました。

メロンパンの香りがします。お茶からメロンパンの香りがするのはかなり不思議な体験です。

ミルクの甘みとマッチしてガブガブ飲めます。

個人的にはメロンの清涼な風味が気に入りました。世の中のメロンパンはいろんなタイプがあるわけですが、このお茶は果汁の味にこだわったタイプのメロンパンの味を再現しているっぽいです。

イチゴやマスカットの香りがするフレーバーティーはよくありますけど、メロンのお茶ってあんまり無いので珍しくていいな~と思います。

ところでルピシアには「メロン烏龍」というお茶があり、同時に「クッキー」というお紅茶もあります。これはおれの憶測なんですが、「メロンパン」はメロンの香料とクッキーの香料を混ぜただけなのでは説があります。そう考えるとメロンの香りが際立っているのも納得がいきます。この説は特に大した根拠無く憶測で言っているんですが、もしそうなんだとしたら香料の組み合わせ次第でこんなお茶も生み出せるなんてメチャ凄いし、掘り下げれば下げるほど新しい発見がありそうで面白いな~と思います。

べっぴん国産小豆茶(OSK)

そのへんのスーパーで買った小豆茶です。小豆を炒って作ったお茶ですね。麦茶やそば茶やコーヒーの小豆バージョンです。

こういう、チャノキ以外の植物から作ったお茶のことを「茶外茶」と呼びます。茶外茶のことを中国だと「非茶之茶」とか言うらしくて無知の知みたいでカッコいいですね。

茶外茶はほぼ全部カフェインレスなので真夜中だろうとガブガブ飲めるのが良いです。

ティーバッグ20袋で400円くらいでした。

くすんだ色をしています。あまり美味しそうな見た目ではないんですが、飲んでみるとなかなか美味いです。

麦茶のようなコクのある優しい味わいがします。香りは「煎った小豆」としか言いようがない香りで、香ばしさと同時にあんこのような香りがします。

夜に飲めばリラックスできて快眠間違いなしです。砂糖を入れてもおいしいです。ただし夜に飲むと和菓子を食べたくなってくるのが玉に瑕ではあります。

この手の穀物や豆から作ったお茶は、もとの食材の味がそのまま出るので、穀物や豆を食べた気分になれてコスパがいいです。たとえばとうもろこしから作ったコーン茶はコーンを食べてる気分になりますし、そば茶はそばをすすってる気分になれます。積極的に生活に取り入れていって、常にメシ食ってる気分で生きていきたいですね。

われわれはお茶を買うとなるとつい紅茶とか麦茶とか知ってるお茶ばかりを買ってしまいがちですけど、いろんなお茶をもっと自由に買ったり飲んだりでいいんじゃないのかなあと思います。

わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)

終わりだよ~。

わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)を読みました。

4巻まで出ている百合ラノベです。

陰キャのくせして高校デビューに大成功し、スクールカースト最上位グループに所属することになってしまった主人公・甘織れな子が、無意識のうちにスクールカースト最上位グループの女どもを次々と落としていくラブコメです。

「わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)」という極めてアホっぽいタイトルは、実は「わたし(みたいななんの取り柄もない陰キャラが人間として格の違うみなさまがたの)恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!」みたいな意味を含んでいます。ラブコメであると同時に、割といいやつなのに昔のトラウマのせいで自己評価が異常に低い主人公が自分を取り戻していく話でもあります。

基本的に地の文は主人公・甘織れな子の心の声になっています。で、心の声の陰キャっぷりがなかなかすさまじいリアルさで、おれは陰キャなのでメッチャ共感できます。

地の文がオタク主人公の心の声なのでスラング混じりで記述されておりメチャ楽しく読める一方で、たとえば「はいじゃないが」みたいな危なっかしいミームは作者の謎のバランス感覚によって徹底的に排除されています。ネットミームだらけなわりに文法はちゃんとしているので、違和感やストレスなくサクサク読めて楽しいです

おもしろおかしいライトな小説ではあるんですが、陰キャ主人公の人間ドラマとしても魅力的な作品です。

それはそうと攻略対象の一人に瀬名紫陽花さんというありえないくらい人気があるキャラクターが存在します。コイツがまあ、天使みたいにかわいい上に性格も良く、作中人物からもファン連中からも、宗教的な人気を持っています。

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3M80ZNDCCYJZD?ref=pf_vv_at_pdctrvw_srp

で、この小説を読む前になんとなくAmazonレビューをチラっと見たところ、こういう感じの投稿があって、しかもそこそこ上位に表示されていたので結構こわかったです。ところが実際読んでみたところおれも紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サン紫陽花サンってなりました。

コミカライズもあるのでいかがでしょうか。絵がかわいくて最高です。ただ主人公の心の声を楽しみたいなら原作小説のほうがいいんだよな~とも思います。

終わりだよ~

せろりんでした。

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