ヒーラー・ガール聖地巡礼 斜陽館に行ったぞ!

未分類

せろりんです。

ヒーラ・ガールの聖地の一つ、青森県の斜陽館に行ってきました。

斜陽館は烏丸音声治療院のモデルになっている場所で、太宰治の実家でもあります。太宰の代表作「斜陽」にちなんでそういう名前がついているわけです。

実はせろりんはにわか太宰治ファンなので(にわかです)、そういう目線でも楽しんできました。4年くらい前にも訪れていて、今回は二度目の訪問です。

斜陽館です。東京から高速道路を1人で運転すること12時間(休憩込み)、メチャ遠かったです。とはいえおれはヒーラー・ガール劇中歌アルバム「Singin’ in a Tender Tone」を爆音で流しながら運転していたので全然キツくなかったです。市販薬程度の効果はあるのです。

言わなくてもわかるとは思いますが東京からだと新幹線か夜行バスで行くのがいいでしょう。飛行機は急病人が出てトラブりがちなのでやめたほうがいいかもしれません。

斜陽館は青森県の五所川原市にあります。青森の2本ニョキっと生えているうちの左の方の付け根のあたりです。現在は太宰治の資料館として使われています。

©Healer Girl Project 「ヒーラー・ガール」1話より引用

アニメでは大胆にも聖蹟桜ヶ丘に移転していますが、実際は青森県の平地にあります。

©Healer Girl Project 「ヒーラー・ガール」1話より引用

受付に行ったところ五城玲美さんが元気に働いていたので「トリックオアトリート!」って言ったら「は?」って言われました。やっぱり時代は穂ノ坂治療院ですね。

斜陽館では太宰治はわりとこういう感じでイジられキャラみたいになっています。

©Healer Girl Project 「ヒーラー・ガール」10話より引用

10話で舞台を大きく使って歌って踊っていた場所です。そのまんま度が高いですね。

アニメは実物の間取りを意識して作られています。

それと治療院の描写は1話と10話にたくさん出てくるので1話と10話を見ておくと巡礼したときに家の構造がわかって楽しいです。

©Healer Girl Project 「ヒーラー・ガール」10話より引用

窓から顔を出してヒーラーガール10話ごっこをすることができます。

太宰は「苦悩の年鑑」の中でこの家のことを『この父は、ひどく大きい家を建てた。風情も何も無い、ただ大きいのである。』と綴っています。それを知った上で斜陽館を訪れてみるとたしかにデカいわりにそんなに華美でもないかもな~と思います。まあでも自分が育った家だから特別に風情がないように思えただけじゃね、とも思います。

©Healer Girl Project 「ヒーラー・ガール」10話より引用

ここの響ちゃんま、スーパーかわいいですね。やっぱし時代は烏丸音声治療院ですね。

このへんの踊り場だけでもワンルームのおれんちより広い気がして悲しくなります。太宰パパは地元の有力者みたいな感じだったらしく、だからこういう造りが良い豪邸を建てることができて、100年後まで家が残ってアニメ聖地になるなどしているんでしょうね。もしおれがなにかの間違いで偉人になったとしてもおれの実家は造りが悪いので100年後には跡形も無くなってそうです。

「人間失格」の主人公は太宰治本人がモデルなわけですが、実家がだだっ広いのは「人間失格」の幼少期編を読んで受ける印象と同じで、解釈一致って感じです。

太宰の小説をいくつか読んだ人なら同意してくれると思いますが、太宰の小説ってわりとワンパターンです。小説の主人公か主要登場人物に太宰がモデルの人物が出てきて、最後は自殺するか自殺未遂するか自殺をほのめかす、というパターンがメチャ多いです。もちろんそうじゃない作品も多いですし、テンプレだからって作品の良さが薄れるわけでもないんですが、有名な代表作に関しては、読んでるとまたこのパターンか~ってのが多くてウケます。そういう厭世的な作風とは対極的なヒーラーガールの舞台に使われているのはおもろいですね。

©Healer Girl Project 「ヒーラー・ガール」3話より引用

これだけ広いとお庭の手入れも大変そうです。

読点の打ち方が太宰治っぽいのがいいですね。

あらためて「走れメロス」を読んでみると、この注意書きがかなり太宰っぽいことがおわかりいただけるかと思います。

メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。

脚本の人そこまで考えてないと思うよ。

このツボ絶対どこかで見たんだよな~絶対ヒーラーガールに登場してるよな~と思って一応写真を撮っておきました。

©Healer Girl Project 「ヒーラー・ガール」1話より引用

帰宅してから確認したところぬか漬けを食っていた場所だったみたいです。こういう小物ってしっかり見ていないつもりでもなんとなく無意識のうちに覚えているみたいですね。そういえば、どこで聞いた話だったかは忘れましたが、にんじんはぬか漬けにすることで乳酸菌による整腸作用や美肌効果が生まれるらしいですよ。


そういう感じでした。

拾えていないシーンもたくさんあるかと思います。なにせ斜陽館はガチで広くて似たような部屋がたくさんあるのでどこがどこなのかよくわからないです。

とはいえ雰囲気はヒーラーガールそのものなのでメチャ楽しかったです。ヒラガファンはぜひ行ってみるといいんじゃないでしょうか。

太宰治の生原稿などの展示もたくさんあって、案内の文章も勉強になるので、当然っちゃ当然ですがヒーラーガールファンだけでなく太宰ファンも楽しめるようになっています。

太宰治といえば「人間失格」「斜陽」のような登場人物がすぐに自殺あるいは自殺未遂する厭世的な作風が有名な作家ではありますが、「女生徒」「斜陽」のような女性主人公作品に描かれる女性心理の精緻な描写でも評価が高いです。太宰はモテたらしいんですけど、そりゃこれだけ異性の心がわかっていたらモテるよな~って感じの作品です。そういうわけなので太宰治にはもっとバケモンみたいに長生きしてもらって自分の実家が出てくるヒーラー・ガールの二次創作小説を書いてほしかったところですね。

ところで斜陽館の目の前には土産屋が建っています。写真は4年前に訪問したときに土産屋の食堂で食べた「太宰ラーメン」です。太宰治は細いタケノコとワカメが入った汁物が好きだったらしく、それを青森風のラーメンにアレンジしたのが太宰ラーメンらしいです。名物のでっちあげ方が雑すぎるだろと思わなくはないですが味は美味しかったです。また食べたいな~と思って今回も土産屋に行ったところ、食堂が別のお店になっていて太宰ラーメンは無くなっていました。残念ですね~。

いまの食堂には、せっかくなのでヒーラーガールラーメンを売って欲しいところです。とはいえヒーラーガールにはあんまり印象的なメシが出てこないので何をぶち込むのかは難しいところです。いい?たこ焼きはだめじゃないけれど、いい?たこ焼きはだめじゃないけれど・・・。

終わり。

せろりんでした。

コメント

  1. […] […]

  2. […] 太宰治の実家の目の前にあるお土産屋さんで買ったお茶です。といってもこれはお茶と言っていいのか、なんとも言えない商品です。 […]