せろりんです。一瞬マレーシア(クアラルプール)に行ってきたので日記を書きます。
一瞬マレーシア編→一瞬南インド編→スリランカ前篇→スリランカ後編 で読むと時系列順になっています。
入国するぞ!
エアアジアXとかいうマレーシアの謎の航空会社を使って羽田からクアラルンプールまで行きます。
薄手の長袖と短パンで搭乗したところメチャクチャ寒くて死にそうでした。キャビンアテンダントにブランケットをくれと言ったところ、LCCだからブランケットすら有料らしく、英語で「1時間いくらだ」、みたいなことを言われました。よくわからなくてめんどくさかったので「アー・・オーケイ、センキュ」とか言って何もオーケイではないのに客席に戻ろうとしたら、ペットボトルにお湯をいれたものを無料でくれました。ありがてえ・・・人の心の温かみを感じます・・・。
朝7時くらいに入国しました。空港にはファミマがあって安心です。クアラルンプールって日本人が移住したい街ナンバーワンとか言われているらしいですけど、たしかに割と日本のチェーン店が充実しているので移住してもギリやっていけそうな雰囲気があります。
朝飯を食べるぞ!
電車で中心街までやってきました。ネコとピエロです。
そのへんのお店でいったん海南鶏飯をたべます。8リンギット(240円くらい)です。
他の国だとカオマンガイとかシンガポールチキンライスとかコムガーとか呼ばれている料理ですね。
鶏肉が柔らかくジューシーでうまかったんですが、その反面、米はグズグズになっていて、肉料理として考えれば満点だけど米料理として考えると40点みたいな出来でした。タイで食べたカオマンガイのほうがうまかったです。
ペナン チャークエティヤオって料理がおいしそうだったので注文してみました。9リンギット(270円くらい)です。米で作られたきしめんを炒めた料理です。
これはマジでうまかったです。全体的にジャンクな味がして、麺もモチモチでメッチャ美味いんです。ただ、腐ったナンプラーみたいな受け入れがたい風味が微かにして、その風味を感じてしまったときだけは真顔に戻ってしまいました。
駅にやってきました。
さわがしい音楽に合わせて棒で床を叩いたり棒同士を叩いたりしてリズムをとる謎のエクササイズが行われていました。めっちゃ楽しそうですね。外国って感じがしてテンションがあがります。駅で何やってんだよと思わなくはないです。
バトゥ洞窟に行くぞ!
電車でバトゥケーブ駅までやってきました。ヒンドゥー教の聖地らしいです。
もちろん俺らは抵抗するで
意味わからんくらいハトがいます。
洞窟につながるカラフルな階段がエモいとして有名な場所です。ヒンドゥー教の寺院ってめちゃくちゃカラフルで見ごたえがあっていいんですよね。
付近にはサルがいっぱい居ます。
近すぎちゃってどうしよう・・・。
ぼちぼち登ってきました。
登頂です。
下山して、アートギャラリーとか書いてある謎の有料エリアに入ります。5リンギット(150円くらい)です。
魚の餌5リンギット(150円)です。量が多いです。
量が多いのでバサバサ餌をあげないと一向になくなりません。こういうのは少ない餌をていねいにあげるから楽しいような気もするんですが、みんな異常な量のエサを豪快にばら撒くので動物が異常繁殖しています。ハトやサルもそのせいでめちゃくちゃ増えてるんだと思います。
クジャクもいます。
亀もいます。
インド人らしき人がメチャクチャ踊ってます。ヒンドゥーの寺院だからなのかインド人らしき人がとても多く、飲食店もインド料理が多かったです。
賑やかで動物が多くて、洞窟も美しくてメッチャいい場所でした。おれイチオシスポットです。
中華街行くぞ!
街に戻ってきました。そのへんのラクサ屋さんでラクサを食べます。米の太麺と海鮮の出汁で作った麺料理ですね。麺がモチモチしていて、スープも海鮮のうまみと謎の酸味と謎の甘みがあってなかなかうまいです。旨味が多くて日本人好みの味付けですね。
すしざんまいです。
サトウキビを粉砕してジュースにしている屋台があったので1杯もらいました。黒糖の味がしつつフレッシュな青臭さもあって割とうまいです。
ハウマッチと聞いたら少し言い淀んでから10リンギット(300円くらい)と言うので、なんでこればっか売ってる屋台なのに言い淀むんだよ、しかもマレーシアにしては高いな、と思いつつジュースは飲みたかったので素直に10リンギット払いました。
すると、途中で地元民らしき人が5リンギットだけ渡して1杯持っていったのでオイオイと思いました。その様子をじっくり見ていたところ、店の人も気まずくなったのか3リンギットだけお釣りをくれて、結局7リンギットで買うことができました。これ引き分け扱いでいいでしょうか?
マレーシアの中華街にやってきています。マレーシアって文化的に中国の影響が強いらしく、そういうわけで中国由来のマレーシア料理はいろいろあります。
東南アジアの国って、インドの影響が西~南からありつつ、東~北からは中国の影響があって、2勢力の影響のバランスである程度文化が決まっているっぽい気がします(もちろん実際はそこまで単純じゃないとは思いますけど)。
マレーシアはといえば、かなり中国要素が強めな気がします。日本も文化的には中国要素が強めの国なので親しみが湧きます。
いい感じの中華屋さんにやってきました。
バクテーを食べます。いろんなスパイスで煮込んだ骨付きの豚肉スープですね。けっこううまいです。
マレーシアの人は大抵ムスリムなので豚肉を食べないらしく、バクテーは主に中国系の人が食べるんだそうです。
ららぽーとに行くぞ!
街ブラします。クアラルンプールってめちゃくちゃ都会ですね~。インフラはそこそこ整っていますし、運転もそこまでメチャクチャじゃないですし、東南アジアにしてはかなり日本的な暮らしができそうです。街を歩く人の表情や格好を見てもなんとなく平和で治安の良い街っぽさがあります。
曇ってるからだとは思いますけど夏の東京より全然涼しいのも嬉しいです。日本人が移住したい国ナンバーワンと言われるのも分かる気がします。お前は明日からマレーシア勤務だと言われてもギリやっていけそうな雰囲気があります。
あとマレー語ってメッチャ簡単らしくて、表記は英語アルファベットだし、文法もシンプルだし、声調とか無いしで、習得しやすいらしいのも魅力的です。ネットでは世界一簡単な言語だとか言ってる人もいました。
微妙に時間が余って暇なのでららぽーとにやってきました。
なんか、うっかり死刑場があったところにモールをつくっちゃったらしくて縁起が悪いので地元民から避けられていてメチャクチャ過疎ってると聞いたので見物してみることにしました。
土曜日にしては確かに人が少ない気もしますが、そこまで言うほど過疎ってる感じもしません。
ナシゴレンを食べます。13.9リンギット(500円くらい)です。ナシゴレンってインドネシアの料理だと思っていたんですがマレーシアでも食べるらしいです。ご飯がややベチョベチョ気味で、もしかしてマレーシアの米料理って全部水多めなのかな?って思いました。
お店のおばちゃんが「Ikan Masin」が乗ったナシゴレンだ、と言っていたので、「What is Ikan Mashin?」「Meat?Fish?」とか聞いてみたんですが、なぜか全然通じなくて、「Ikan Mashinだ」としか返ってこなかったので実際に食べて確認してみることにしました。
食べてみると、サクサクした食感が良いアクセントになっていてメッチャうまかったです。もはやIkan Mashinの無いナシゴレンは考えられません。
出国するぞ!
空港にあるカプセルホテルにやってきました。
ここで一泊して、早朝にインドへと飛び立ちます。
クアラルンプールはなかなか良いところでした。良くも悪くも都会的で先進国的な街でありながら物価は日本の半分くらいで、それでいて多様な文化が混ざり合う面白い場所でした。
メシも中華ほどは我々が食べ慣れてなく、かといってタイ料理ほどは個性的じゃない印象でバランスがとれていてそこそこ美味しかったです。
全体的に「丸くなったタイ」みたいな印象でした。また行きたいですね~。今度は郊外にも行きたいです。
ららぽーとといえばこのロゴです。
どうして・・・。
せろりんでした。
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