せろりんです。バラナシにやってきました。ガンジス川があるヒンドゥー教の聖地です。
一瞬マカオ編→ちょっとタイ編→コルカタ編→ダージリン編→ブッダガヤ編→ガンジス川編→タージマハル編→デリー編
マックに行くぞ!

バラナシジャンクション駅にやってきました。

マックにやってきました。テンションがあがります。「ベジマハラジャマック」を頼みました。
コーンや玉ねぎを揚げたコロッケを使ったビッグマックです。
あんまり美味しくなかったです。やっぱりバーガーはさすがに肉がないとだめですね。そもそもおれは日本でも揚げ物系のバーガーがそんなに好きじゃないので戦う前から負けていた説もあります。
芋とコーラは日本と同じ味で超うまかったです。

こっわ。

宿に向かいます。バラナシは道が迷路のように入り組んでいて、宿もわけわからん場所にあるので出入りするだけで一苦労です。宿に行くにはまず第一関門のヤギゾーンを抜ける必要があります。糞尿だらけではあるもののヤギは無害なので堂々と行きましょう。
これを抜けるとキッズゾーンが現れます。地元のキッズがいつも10人くらい遊んでいて大変賑やかではあるものの、あまり裕福でないのか「マネーマネー」と言ってくる奴もいます。小学校低学年くらいの子どもだったらまだギリ可愛いものの、中学生くらいの男にカバンを触られながら「マネー」と言われたときは流石にドキッとしました。
とはいえキッズもワンチャン狙いで言ってるだけでなんだかんだ無害なので、ここも堂々と行きましょう。宿の目の前の路地ではキッズがたむろしてインドの音楽に合わせて適当に踊っています。8歳くらいの子どもが踊りながらおれの腕を掴んできて通してくれそうもないので、おれもジャンプして適当にイエーーとか言いながら踊ってやることにしました。するとキッズ共はアホみたいに盛り上がってすんなり通してくれました。
おれは日本じゃ普段は絶対踊ったりしませんけど、インドでは自分の心のなかのインド人としての側面を開放しないと生き残れないので踊るしかありません。
ガンジス川に行くぞ!

東洋人が珍しいからなのか、インドでは知らん人から「セルフィーをとってくれ」とめちゃくちゃ言われます。特にバラナシはヒンドゥー教の聖地なのでインドの田舎から来ている人が多いっぽく、なおさら東洋人が珍しいみたいでめちゃくちゃ声をかけられます。人気者になった気分で悪い気はしません。

ガンジスにやってきました。

そのへんで沐浴をしている人がたくさんいます。おれも行けそうだったらワンチャン沐浴やろうかなーと思ったものの、生のメッチャ汚いガンジスを目の前にすると迫力がすごくて日和ってしまいました。
インド人のガンジスに対する思い入れはなかなかすごいらしく、地球の歩き方には「日本人にとっての富士山はインド人の場合だと間違いなくガンジスだ」的なことが書いてありました。
宗教的な意味も大きいらしく、なんでも、汚い水にガンジスの水を一滴たらすと全てが浄化されると信じられているくらいインド人的にはガンジス川の水は聖なるものらしいです。
たしかに、どのインド人も嬉しそうに沐浴していますし、そのへんで売っている専用容器に汚い水を汲んで持ち帰っています。

バラナシで有名な火葬場にやってきました。写真には写っていないですけど、そのへんで普通に人を焼いています。
ラーメン?食うぞ!

街のジュース屋さんにやってきました。せっかく絞ったおいしそうなオレンジジュースに謎のスパイス塩を入れられてしまいマジでおいしくなかったです。なんでこの人たちは何にでもスパイスを入れたがるんでしょうか。
この人はジュースを飲んでいる最中に「ピクターイルピクターイル」と言っていて、ガチで何言ってるんだろうと思いました。その後に「フォートフォート」と言っていて、あ、「Picture」を撮ってくれって意味か、と理解しました。インドの英語はムズすぎます。

よくわからない屋台にやってきました。

インスタント麺を頼んだところ、そのへんに置いてあった放置してカピカピになった鍋に水を入れ、おれが座ってる椅子の横の道路にビチャっと捨てて「ウォーッシュウォーッシュ」と言っていてかなりイカつかったです。もっとちゃんと洗えよとキレそうになりますが、冷静に考えると火を通せば衛生的になるので気にしないことにします。


ぐちゃぐちゃに煮込まれたガチで謎の麺料理が出てきました。うま!化学調味料の味がする!
インドは料理にあまり化学調味料を使いませんし、後から肉を足すことは多いものの料理のベースは肉無しで作っていることが多いので全体的に旨味が不足しています。そこをベジの旨味とスパイスでうまいこと隠しているのがインド料理の最大の魅力だとは思いますし、インド料理に旨味が不足しているのではなく日本人が何にでも味の素を入れ過ぎなだけなのかもしれませんが、ずっと食べていると物足りなく感じてくるのも事実です。
そういうわけで謎のインスタント麺は信じられんくらいうまかったです。旅行中にずっと足りていなかった味はこれか、と雷に打たれた気分でした。

ヤギです。

宿に帰ってきました。屋上で洗濯物を干します。


屋上からはガンジス川が見えます。鳥よけなのかバチクソキレてる謎の猿の写真が貼ってあります。
ヤバすぎる屋台飯食うぞ!

今日もまたガンジス川にやってきました。昨日訪れたのは北のほうの火葬場がある有名なエリアですが、今日は宿の近くの河川敷にやってきました。

またこれを食べてます。うますぎる。

ガンジス川ってエグい汚いから水に触るのすら嫌だな、と思っていたところ、さっきまで沐浴をしていた男がセルフィーを撮ろうとか言い出して、体ビチョビチョなのに肩を組んできて間接的に沐浴してしまいました。

北側の有名な沐浴エリアほどではないものの、このへんも非常に賑わっています。なんかのイベントなのか、音楽を流しながら500人くらい全力で踊っててこいつらパリピすぎるだろと思います。


ベルプリを食べます。化学調味料の味がしないベビースターのパチモンや、ポン菓子や刻んだ野菜やスパイスを学校のプリントの上で混ぜてそのまま提供するガチで謎の軽食です。いろんな食感がしてまあまあうまいです。
学校のプリントを食器にするのは衛生観念ぶっ壊れすぎだろと思わなくはないですけど、こうなったら今日はこういう怪しい屋台飯に果敢に挑戦する日にして、そろそろ帰国も近づいてきたので明日からは安全そうなレストランのメシしか食わないようにしようと思います。

また食べてます。うまい・・・。

パニプリを食べます。ピンポン玉みたいなサクサクの生地の中にミント味の常温のスープとカレー味のペーストを入れた軽食です。わけわからない料理ですが、インドにはこれの屋台がそこらじゅうにあります。
食べてみると、酸味や苦味のするさわやかなスープが口の中に広がって、最初は変な味だなと思うんですけど、慣れてくるとなかなかうまいです。すっかりハマってしまいました。日本や西洋の食文化とあまりにもかけ離れた意味不明な味がするものの、これが結構うまいのでみなさんもインドで見かけたらぜひトライしてみてください。
とはいえ、パニプリの衛生面のヤバさはインドの屋台の中でも際立っています。ミント味のスープは加熱せずに作ってるらしく、そのへんの水道水で調合していることが多いらしいです。調合した後は常温でずっと放置ですし、生地にスープをいれる作業も素手でやっています。
わざわざ衛生面がヤバそうな屋台で食べなくても、大丈夫そうな高級ショッピングモールで売っていたりもするので、挑戦するならぜひお店を選んでほしいです。でも美味いので道端で売ってると買っちゃうんですよね。

謎のハンバーガーを食べます。チキンかなと思ったんですが、ジャガイモでした。チキンがよかったです。
流石に日本食を食べるぞ!

連日わけわからないメシばかり食べさせられてもう限界です。有名な日本食レストラン「Sushi-Cafe」にやってきました。


カツ丼を食べました。なんの肉なのかわからないですが美味いです。
まあ、ネギがでかすぎるだろとか日本人として言いたいことが色々無いわけでもないですけど、全体的にはそこそこ美味しい日本食の味になっているので満足です。

別の日に味噌バターコーンラーメンを食べに来ました。めちゃくちゃうまそう~。インドってラーメンとかうどんみたいな汁物系の麺類がトゥクパくらいしか無いんですよね。実は滞在中に一番食べたかったのはラーメンでした。
ドキドキしながらスープを一口すすってみると…カツ丼についてきた味噌汁の味がそのまんましました。くぅ~。

バーガーキングにやってきました。今日からはもう大丈夫そうなメシしか食いません。
マトンワッパーを食べます。マトンのワッパーとか絶対うまいだろ、と思ってメチャクチャ期待して食べてみたところ、味も食感も豚肉に近くて肉肉しさが足りず、これはこれで普通にうまいけど、やっぱり牛のほうがうまいなと思いました。
そういうわけで鉄道に乗ってタージマハルの街に行きます。
終わり。
せろりんでした。
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