サバイディー。ラオスに来ています。
ラオ語はタイ語にとてもよく似ています。タイ人に言わせると、ラオ語は方言みたいなもので、喋れば普通に意思疎通ができるレベルで似ているらしいです。
ラオスではサバイディーと挨拶する一方で、タイでは「サワッディー」と挨拶します。「サワッディー」は100年くらい前にタイで大学教員がラジオの挨拶として使い始めたことが発祥の、比較的新しい挨拶らしいです。
サワッディーが生まれた頃にはタイとラオスは別の国になっていたので、サワッディーはラオスでは普及せずに、ラオスでは「お元気ですか?」という意味でタイ語でも使われる「サバイディー」が使われてるわけです。コプチャイ~。
凱旋門に行くぞ!

首都ビエンチャンのホテルを出て、観光地巡りをします。ホテルの近所に日本語でコンカフェと書かれた謎の施設があります。コンカフェなんでしょうか?

外国人向けのラオス料理レストランでラープ(ひき肉とミントのサラダ)を食べます。
ラープはひき肉だけではなく牛かなんかの皮とか内蔵とかが入っていて食感がおもしろいです。なんとなく味に想像付くのでいままでなんとなくスルーしてきたタイ料理ですけど、メッチャうまいです。
この料理ってなぜか世間ではサラダだと認識されているんですけど、これがサラダのわけないだろと思います。
ラオス料理は、タイ料理、特にイサーン料理と割とよく似ています。全体的にタイよりは辛味や味付けが少し控えめで、タイ料理みたいな尖り散らした感じが押さえられた素朴な雰囲気です。

オムレツも頼みました。自分で頼んでおいて、ラオスまで来てオムレツか・・・、と思ったんですけど、食べてみるとメチャクチャうまかったです。

3キロ先の凱旋門へ行くためにトゥクトゥクをとっ捕まえます。
そのへんのドライバーに声をかけたところ、価格表を見せられて、凱旋門までは150,000kip(1100円)だと言われました。
なんか価格表まで用意して公正感を出してるけど、さすがにその距離で1100円は無いだろ、と看破して、別のトゥクトゥクを探すことにします。
すると、ちょっと歩いたところで後ろから走ってきた別のトゥクトゥクに声をかけられました。
もしかするとさっきの奴とグルかも、とは思いつつ交渉してみると、最初100,000キープ(700円)と言われた値段を、70,000(500円)まで値切ることに成功しました。もっと行けた気もします。

凱旋門にやってきました。フランスとラオスの芸術の融合を目指してデザインしたらしいです。

ビエンチャンが一望できます。

よくわからない屋台がいろいろ出ています。そのへんの屋台で水を買おうとしたところ、13,000kip(100円)だと言われて、流石にぼったくられてそうなので堂々と断りました。
この頃は相場がよくわかっていませんでしたけど、水の相場は安いスーパーで30円くらい、観光地でも50円くらいなので、100円はお祭り価格にしても流石にイカついです。
モールに行くぞ!

デカいモール「ビエンチャンセンター」にやってきました。


中国のEVが売られています。
ビエンチャンは中国の影響がめちゃくちゃ強くて、お金が集まってそうな資本主義っぽいところに行くと必ず中国の影があります。調べてみるとこのモールも中国企業が100%出資して作ってるらしいです。
おれは新しいものが好きなので中国のテクノロジーや中国EVにも割と好感を持っているほうなんですけど、それにしても中国のEVはデザインがのっぺりしていて面白みがないなと思ってしまいます。
まあでも5年もすればデザイン面でも追い越されそうな気もします。いつものことです。


最上階のゲーセンにやってきました。ネズミのような可愛らしいキャラクターを叩くモグラ叩きがありました。ユニークですね。


バイク版のほぼマリカーみたいなゲームや、銃でテロリストと戦う謎のゲームを楽しみました。
ゲーム機は半分くらい故障中になっていました。
ナイトマーケットに行くぞ!

近所のナイトマーケットにやってきました。

ガチでよくわからん屋台で売っていた、甘いのかしょっぱいのかもわからない謎の料理を食べます。わからなかったら食ってみる、をモットーに生きてます。
パリパリの生地の中にはサクサクのココナッツとコーン、あと練乳のソースが入っていてガチで美味かったです。

タイパンツがほしいので買おうと思います。そこらじゅうで売っています。
適当に声をかけたところ、85,000kip(615円)だと言われました。初手で既に安いものの、タイで値切りまくって買う底値とあまり変わらない値段です。ラオスなら流石にもう少し安くなるだろ、と思って「40にしてくれ」とか言ってみます。
すると、何いってんだこいつ、みたいな顔をされながら「80,000、ラストプライス」と言われました。
東南アジアのこういう交渉って、最初に相場の1.5倍くらいの値段を言ってきて、こっちは相場の0.7倍くらいを提示して、わちゃわちゃやって最終的に1倍まで持っていく作業だと思っていました。初手の値段からほとんど安くならないのは流石に何かがおかしいです。この店はもうダメそうなので次の店に行きます。

ほかにも3軒くらい回ってみましたが、どこも初手85,000kipからの、値下げしても最終的に80,000にしかならない、という流れでした。これが社会主義の本気か・・・。
まあ、80,000(580円)でも別に全然安いので諦めて買うことにします。何が起きてるのかよくわかりませんが、マーケット全体でカルテルが組まれているようです。
ちなみにタイパンツは翌日にポケットがビリビリにやぶれて使い物にならなくなりました。前にバンコクで買ったときも同じ壊れ方をしました。タイとかで売ってるタイパンツってマジですぐ壊れるので買わないほうがいいです。

遊園地コーナーに来ました。完全にイカれてしまっています。

あまりにもカラフルです。
オンボロ観覧車は一度乗るともういいと言うまで猛スピードでグルグル回してくれると聞いていたので楽しみにしていたのですが、営業していませんでした。

意味わからないくらいの爆音で音楽が流れている建物で、カートに乗って知らん人にぶつかりまくるガチで謎の催しが行われていました。爆音の中で欧米人の陽キャがぶつかったりぶつけられたりをやりあって爆笑しています。悪い夢をみているようです
おれもやってみようと思って係の人に声をかけたところ、入れ替え制のようで、音楽がうるさすぎて全然聞こえなかったけど多分「もう少し待て」みたいなことを言われました。
しかし10分くらい待っても一向に終わる気配がありません。悪い夢をみているようです。音楽がうるさすぎて、こんなところで何分も待てないので諦めることにします。

風船をダーツで割るガチで謎の屋台に来ました。7000kip(50円)で3発投げられます。


何発当てれば景品がもらえるのかよくわかりませんが、3発全部当たったので文句無しに景品がもらえました。
とりあえずタイのエナドリを貰っておきました。これはタイでも50円じゃ買えないと思うので割と得している気がします。壁中に風船が敷き詰められているので、目をつぶって投げても基本全部当たるだろ、と思わなくはないです。ほかの景品も、いくらなんでも50円じゃ買えないと思います。ショバ代や風船代もタダじゃないでしょうし、なんでこの商売が成り立ってるのかわかりません。

食べ物の屋台もあるにはありますが、全体的にイカつくて怖いです。

しかしイカつい屋台を見て怖いと思うのはバックパッカーとして克服すべき弱さです。何も恐れずに、いつ作ったのかわからず、再加熱もせず、皿をどこで洗ってるのかもわからない、ビエンチャンでよく見る焼きそばを頼んでみました。無理というのは嘘付きの言葉です。
動物の血を固めたものと思われる具が乗っていてだいぶイカついですが、味は普通のソース焼きそばで、普通にうまかったです。
ローカルモールに行くぞ!

サバイディー。今日もショッピングモールにやってきました。モールってメシが清潔でうまくてウンコも無料なので、つい来ちゃうんですよね。ちなみにここは例外でウンコ有料で、メシもそんなに清潔じゃなかったです。
昨日行ったようなモールは恐らく富裕層と外国人向けです。ラオスの平均月収は8000円とかなので(ビエンチャンは都市部なので流石にもっと貰ってると思いますけど)、大多数の市民はああいうモールには行かないんじゃないかと思います。


なかなかとっ散らかってますね。

このモール(タラートサオ)は全体的にカオスで、ローカル中間層も使ってそうな雰囲気があります。
2階がゴールドのアクセサリー売り場になっていて、何故かわけわからないくらい人が群がっていました。謎です。
18Kと書いてあるネックレスがショーケースにジャラジャラ並んでいて、本物だとしたら防犯どうなってるんだよと思いますし、偽物だとしたらそれはそれでどうなってるんだよと思いました。

ガチでわちゃついてる食堂にやってきました。


ラープ(ひき肉とミントのサラダ)とカオソーイ(タンタンメンみたいなライスヌードル)を食べます。
カオソーイと言えばタイ料理だとチェンマイ名物のカレーヌードルですけど、ラオスだとタンタンメンです。美味しかったです。

なんなのかわからないものが売っていたので買って食べてみました。せめて甘いのかしょっぱいのかくらいはわかった上で買いたいので「Sweet?」とか聞いてみますが伝わりません。
かじってみたら春巻きでした。美味しかったですが、いつ揚げていつから置いてあるものなのかわからないのは微妙に怖いです。
中国高速鉄道に乗るぞ!

ビエンチャンは「世界一なにもない首都」とか言われてるらしいです。流石に世界一は言い過ぎだろ、アフリカとかの一生内戦やってて最近独立したような国の首都のほうが絶対なにもないだろ、と思わなくはない称号です。
でも確かに、バンコクみたいな経済的豊かさがあるわけでも、タージマハルのような強力な観光資源があるわけでもなくて、その割にはアフリカの最近できた国とは違って観光客がワラワラ寄ってくるので、そう言われる理由はなんとなくわかります。
実際、中国資本にキンタマを握られている感じといい、フランスの凱旋門をだいぶ意識している感じといい、しょうもないゲームばかりのゲーセンといい、コンカフェといい、魂の抜けたような街作りをしている印象は否めません。でもまあ、それもまた今のラオスっぽくて、カオスで良いのかもしれません。

面白い数のパラドックスという数学ジョークがあります。1にも、2にも、3にも、4にも、数学的に面白いユニークな性質が備わっています。たとえば1は最小の自然数だし、4は2つの素数の積で表すことができる最小の数です。しかし順番に数えていくと、たとえば1729のように、面白い数学的性質が一切無いと思われる、しょうもない数が出てきます。しかしその数は、面白い性質が一切無い最小の自然数なので、面白い数だと言えるわけです。
要するに、世界一なにもない首都は、世界一なにもない故に、そういうところが面白くて、なにもないなどという言い方は他人の住んでいるところを馬鹿にしているようでなんとなく嫌な気もするんだけど、あえてそれで売っていってもいいくらいには仕上がってる街なんじゃないかと思いました。
そういうわけで、Uberみたいなサービスを使って、中国のEVでビエンチャンにある中国高速鉄道の駅にやってきました。これからルアンパバーンに向かいます。このときはあんなことになるとは想像もしていなかったのでした・・・・・・・・・・・・・・。
続きます。
せろりんでした。
コプチャイ。


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