せろりんです。
せろりんは北海道に6年住んでいただけあって流石に北海道のほとんどの場所に行っています。
しかし、「せたな」だけは天気予報に出がちな主要な街の中では一つだけ行ったことがありません。そもそも地名がひらがななのが謎ですし、何があるのかも全然知らないんですが行くだけ行ってみました。
函館に上陸するぞ!

せたなはここです。どう考えても行く用事が無い場所ですよね。なにかのついでに通ることも無い場所です。
「せたな」はのどかで良いところだったんですが、ブログ映えするかというとそんなことはなく、くいもんで例えるなら「じゅんさい」みたいな場所です。そういうわけで、この記事のほとんどはせたな以外の話をしています。
まずは北海道に行きます。

新幹線に乗ります。

函館にやってきました。函館は、北海道の横浜みたいな場所です。ちなみに小樽も北海道の横浜みたいな場所で、北海道には横浜みたいな場所が2箇所もあります。
横浜みたいな場所なので赤レンガ倉庫があります。

函館ってメチャクチャいい街なんですよね~。メシのうまさと観光のたのしさと風情を併せ持った最強の観光都市です。
そういうわけでラッキーピエロという函館のローカルチェーン店に行きます。ラッピは函館観光に行った人が全員行く超おいしいハンバーガー屋さんなんですけど、函館観光に行った人が全員行くため死ぬほど行列ができていて諦めました。

しょうがないのでハセガワストアとかいう函館観光に行った人が全員行くコンビニに行きます。ハセストはコンビニなのに店内でやきとりを焼いているという異常なお店です。
やきとりコーナーは函館観光に行った人が全員行くためメチャ混んでいるんですけど、注文制の焼き立て焼き鳥ではなく、すでに焼いてあるやきとりなら直ちに買えるので直ちに買います。

北海道の人は鶏肉と豚肉の区別がつかないので、ハセガワストアでは豚を焼いたやつを「やきとり」と言い張って売っています。
かなり謎の文化ではあるんですが、やきとりは豚肉のほうがおいしいのも事実ではあるので美味しくいただきます。


やきとりだけでは足りないので塩ラーメンも行きます。函館といえば塩ラーメンです。
有名店は混んでそうなので、適当にGooglemapで見つけたお店に行ってみました。
食べてるときは普通においしいな~って感想だったんですが、食べ終わってから思い返してみるともう1回食べたくなってくるような気がしてきます。あっさりしつつも深みのある美味しさでした。思い出補正が発生してるだけなのかもしれません。

四天王像です。


洋風っぽい建物とか、海が見える坂とかがあります。北海道の横浜でしょう?


そういうわけでお散歩しています。「世界で二番目においしい」と自称するメロンパン屋さんがあったので行ってみました。
こういう売り文句ってウザいですよね~。有名な観光地にありがちです。そんな売り文句に騙されるわけないだろ、と思いつつ、メロンパンが焼きたてっぽくて美味しそうなので食べてみました。ウザい売り文句に惹かれたのではなくメロンパンが焼きたてという事実に惹かれただけであることをここに宣言します。
流石に二番ではないだろと思いますけど、焼き立てでホカホカしていて美味しかったです。


ホンモノのメロンが食べたくなってきたので食べます。夕張メロンですね。今が旬です。
夏の北海道はいたるところでカットメロンを売っています。北海道に6年住んでいた男からのアドバイスなんですけど、北海道のメロンは美味しいので見つけ次第どんどん食べていったほうがいいですよ。
お土産で買っていって家で食べてもいいですけど、でも家で食べようとすると食べ頃を見極めるのが難しいわけです。一方でお店のカットメロンなら基本的に食べ頃のメロン売ってくれるので、すぐ美味しいしすごく美味しくて最高です。
それと、ほかの道産メロンはともかく、夕張メロンは痛みやすくて内地だとほぼ売ってないので北海道でたらふく食べて帰ると良いです。

謎の花が咲いてました。これ、もしかすると「ライラック」ってやつじゃないですか?調べてみたらその通りでした。
北海道だと特急の名前になっていて名前をよく聞く花ですし、この花もちょいちょい見かける気がしていたんですけど、これがライラックだったんですね~。


友人と合流して車で立待岬にやってきました。対岸に青森が見えます。
トマトみたいなキモい植物が生えていて、なんだこれ・・・と思ったんですけど、これ「はまなす」ってやつじゃないですか?調べてみたらその通りでした。
北海道だと寝台列車の名前になっていて名前をよく聞く植物ですし、この木もちょいちょい見かける気がしていたんですけど、これが「はまなす」だったんですね~。

それはそうとジンギスカンを食べます。ジンギスカンってタレに漬けたラム肉を野菜といっしょに焼くスタイルが一般的ですけど、最近は味付けしていない生のラムを焼いてタレにつけて食べるような、素材の味を活かしたスタイルが流行ってる気がします。
たしかにこれはこれでうまいです。

北海道名物「ラーメンサラダ」を食べます。特別うまいわけではないし、好きなわけでもないんですが、北海道に来たら北海道っぽいものを食べたくなってしまうものです。
今日は登別にある友人の家で1泊します。
のぼりべつ、といえばアヒルレース!

室蘭までやってきました。名物のカレーラーメンを食べます。
室蘭のカレーラーメンってアタリの店だとメチャクチャうまいんですよね。カレーとラーメンという美味しいものを融合させただけの極めて安直な名物だと思っておれは最初めちゃくちゃバカにしてたんですけど、慣れてくると、これが美味しいんですよ。
まだ日本人がカレーラーメンに慣れていないから広まらないだけで、家系ラーメンくらいのポテンシャルはあるんじゃないかと睨んでいます。


そういうわけで登別クマ牧場までやってきました。温泉の近くにある入口からリフトでクマ牧場まで登ります。
別にとりわけクマ牧場が好きなわけでもないんですけど、友人の家が登別にある関係でこの日は登別観光になりました。

ヒグマに餌をやることができます。強そうですね。

だいぶ飼いならされて野生を失っているヒグマに餌をやっていると、近くで突如アヒルレースが開幕しました。
200円で馬券を買うことができて、当たると粗品をもらえるらしいです。みなさんだったらどのアヒルに賭けますか?
5羽のアヒルはカラフルな首輪をつけていて、個体は首輪の色で区別します。手前から黒、黄色、赤、白、緑ですね。


みなさんだったらどれに賭けますか?予想してみましょう。
素直に考えれば、一人だけ明らかに体格が良い黄色が強そうです。けど、運営からすれば強そうな奴が実際に強いと粗品を大量に渡さないといけなくて損してしまいます。そう考えると、みんなが選ばなさそうなアヒルこそが強いはずです。
アヒルの速さなんてわかるわけがないので、メタ読みで行くしかありません。
黒はさっきから毛づくろいをしていて明らかに落ち着きがありません。コイツは流石に弱そうです。
それ以外だと、赤がやや羽が汚いくらいで、白と緑にはわかりやすい特徴がないですね。

カープファンの友人は赤を選び、べつの友人は素直に黄色を選び、おれは一番目立っていなかった白を選びました。
だって、白の首輪って羽の色と同化しちゃうから見えにくくて目立たないですよね。そんな色を採用するのは、つまり掛け金を集めたくない強いアヒルだからに違いありません。

そういうわけでスタート!最初はちゃんとレースをしていたんですが、ゴール直前でスタッフが池にエサをばら撒く暴挙を働いたためハチャメチャな乱戦になってしまいました。大人って汚え・・・。結局、いち早くエサから興味を失った黒がトコトコ歩いてゴールでした。
アヒルのレースなんて見て何が面白いんだよ、とおれも観客もちょっとバカにしてたんですけど、最終的に意味わからないくらい盛り上がっていました。勝者が決まった瞬間にみんな「あ~~~!」とか言いながら一瞬ではけていく感じもなんだかギャンブルっぽくて生々しかったです。
そうしておれは200円をスりました。白は最初から最後まで弱かったです。おれの200円はアヒルさんのエサ代になるらしいです。
一番体格がよかった黄色は一生エサを食っていていつまでもゴールしませんでした。食い意地がはっているから体格がいいのかもしれないです。

クマ牧場の近くにある倶多楽湖にやってきました。
北海道旅行って湖行きがちになるんですけど、しかし北海道の湖はどれも素晴らしいので湖めぐりになったとしても全然楽しめます。
倶多楽湖は水が綺麗で静かで良いところでした。本でも読みながら半日くらいゆっくりしたいです。
北海道の日本海側に行くぞ!

そういうわけで北海道の日本海側にやってきました!
日本海側って魚がうまそうだし、北海道も魚がうまそうなので、魚がうまそうが二乗で効いてくるわけです。

乙部町の津花食堂にやってきました。てきとうに入ったお店ですけど、店主が漁師で、自分で水揚げした魚を出しているらしいです。
店主が漁師だと謳ってるお店って魚が美味しい地域に行くと割とありますけど、聞くたびに漁師と飲食店のダブルワークって不可能じゃないか?と思ってしまいます。

海鮮丼です。おいしかったです。

ガケを見たりもしました。
行ったことないからせたなに行くぞ!

せたなにやってきました。せたな名物「親子熊岩」を見に来ました。

これマジで熊の親子じゃないですか?あまりにも見事です。
案内の看板には「海に食べ物を取りに来た子熊が足をすべらせて海に落ちてしまい、しかも助けようとした親熊も海に落ちてしまい、一部始終を見ていた海の神様は親子の愛に心を打たれて、熊をすくい上げて愛の姿をそのままに岩に変身させた」とか書いてありました。
愛情深い熊に対する仕打ちが石化なのは割と謎ですが、でも確かにそうとしか思えない形ですよね。


太田山神社にやってきました。日本一過酷な神社とか言われている場所です。階段が急すぎてロープが設置されています。

階段は5分くらいで終わってしまい、そこからはひたすら登山です。1時間くらい歩くと、いよいよガチの鎖場があらわれました。

普通に落ちたら死ぬところをよじ登っていきます。

崖を登った先の岩のくぼみに神社がありました。眺めがいいですね~。
新海誠映画の最後の方に出てきそうです。まだ登場してないだけで、きっとそのうち登場することでしょう。
かなり急ではあるものの1時間くらいで登れてしまうので、せたなに行った際は行ってみるといいんじゃないでしょうか。

こういう岩がいたるところにあってドライブしているだけで楽しいです。誠、次の次の映画はせたなを舞台にしないか?
夏はこういうとこで温泉に入ったり釣りをしたりして過ごしつつ、冬は沖縄で過ごしつつ、気が向いたときは東京みたいな都会で過ごしたいですよね。俺なにかおかしいこと言ってる?

温泉があるホテルに泊まります。

せたなのゆるキャラ、セターナちゃんらしいです。けっこう可愛いですね。
北海道って「ずーしーほっき」「テレビ父さん」「メロン熊」みたいなキモいゆるキャラが覇権を握っているイカれた島なので、こういうシンプルにかわいいゆるキャラが活躍するのは厳しいのかもしれないですけど、挫けずにがんばってほしいですね。

せたな町のマークです。カタカタでセを表現しつつ、オレンジの丸はせたな町の場所を表しているらしいですね。いいマークです。

ホテルのおみやげコーナーにはせたな産の海藻がやたら売っていました。海苔、わかめ、昆布なんかですね。おれは昆布を買って帰りました。
せたなは漢字表記だと「瀬棚」らしいです。苫鵡をトマム、貴老路をキロロ、留寿都をルスツと表記するようなノリかもしれないです(ニセコは昔からニセコらしいです)。
なんでもひらがなやカタカナ表記にするのはどうなんだと思う一方で、北海道の地名って和人が無理やり当て字で漢字をつけたものがほとんどなので、ひらがなやカタカナで表記したほうが元々の地名のイメージに近くてアリな気もします。
帰るぞ!

そういうわけで海がきれいで有名な積丹を通って登別の友人の家に戻った上で、翌日に新幹線で内地に帰りました。

そういうわけで、北海道の有名な街の中で唯一行ったことがなかった「せたな」に行けてよかったです。
でも、よく考えたら利尻島とか奥尻島とか天売島とかみたいな島嶼部には行けてないので行きたいですね。一生無理そうですけど北方領土にも行けたらいいなーと思います。
次は6年間の北海道生活でやり残した「さっぽろ雪まつりに行く」「オホーツクに流氷を見に行く」にチャレンジしたいです。
北海道の面積は九州の2.5倍、東京都の37倍のデカさです。日本の面積の実に21%を占めるらしいです。何年住んでも、何回行っても、やりたいことはコンプリートできません。
せろりんでした。





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