せろりんです。みなさん試されてますか?
試される大地・北海道では、今くらいの時期になると雪虫が多かれ少なかれ発生します。みなさま雪虫をご存知でしょうか?いちおう本州にも生息しているらしいですが、少なくともおれは昔住んでいた山梨では見たことがありません。
一方で北海道では、雪虫が毎年発生する上に、数年に1度のペースで大大大発生します。そういうわけで今年も大量発生しました。
雪虫のことを『ARIA The ANIMATION』の10話で知った方は少なくないんじゃないでしょうか。もっともこれは火星の雪虫です。火星の生物は全体的に組織が肥大化しがちなのでこういった見た目ですが、地球のものはもっと小さくて気持ち悪いです。いや、こいつが出現したらそれはそれで気持ち悪い気もしますが、地球にはもっとリアルにキモい雪虫がいます。
電柱にくっついていた雪虫の撮影に成功しました。ワタみたいなのがついています。ワタの量には個体差がありますが、こいつは多い方だと思います。なんでこんな構造で飛べるのか謎すぎます。航空力学をバカにしているデザインです。
こうして見るとかわいい気もしますが肉眼で見るとキモいです。やはりふざけた体の構造をしているだけあって飛ぶのがうまくないらしく、自転車で走っていると5分に1匹は目に入ってきます。そのせいでおれはここ数日ずっと目が腫れています。そんで歩いているだけで服にひっつきます。 ワタっぽい見た目ですが実際にはバターに近い質感です。 なので手で払おうとすると体が潰れて体液が服に付きます。髪の毛にくっつきます。うーむ無用な殺生はしたくないんですが。
雪が舞うように飛ぶのでなんか美しい気がしますが冷静に考えると実質コバエと大差ないので厳しいです。コバエにバターがくっついた物体が雪虫です。
最寄り駅の近くです。吹雪かと勘違いするくらい湧いています。ちょっと外出を控えるレベルですねー。この光景は風物詩といえば風物詩なんですが、あんまり美化して言う気にはなれません。蚊柱がそこらじゅうに立っているのと実質変わらないですよこんなのは。
終わり。
せろりんでした。
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