行ったことないから和歌山行くぞ!

メシ

せろ~。和歌山に行ったときの様子を超ダイジェストでお送りします。

鬼です。八王子から車でやってきています。このへんはまだギリ三重です。

太地町の道の駅でイルカの刺し身を食べます。

ところでおれの出身地の山梨は、海がないのになぜかイルカを食べる食文化がわずかに残っているらしいです(メチャクチャマニアックな山梨あるあるです)。

せろりん家の食卓に上がってきたことはありませんでしたけど、たしかにスーパーでぶつ切りの切り身を売っている光景は稀に目にしました。

そして今日、刺し身という素材の味を最もダイレクトに味わえる形でイルカと相対すことになったわけです。ビビりながら食べたわけですけど、意外とめっちゃうまかったですね~。赤身の部分は馬刺しにそっくりで、脂身の部分は癖がなくコリコリしていました。臭みや嫌な味は一切無しです。正直に言うと、食べているときにイルカの顔がチラつかないと言えば嘘にはなりますが、味だけで判断すればかなりうまいです。

クジラの竜田揚げです。こっちは癖があって、食感も固めであんまり美味しくなかったです。クジラって美味いのは美味しいんですけど、種類なのか鮮度なのか、たまにあんまり美味しくないのに当たりがちなのが難点なんですよね。

串本の道の駅でぽんかんソフトを食べます。この旅行は、おれが最近Audibleで聴いてウオ~ってなった小説「光のとこにいてね」の聖地巡礼も兼ねています。ぽんかんソフトも登場人物の娘が食べていたものです。

本州最南端の灯台に登るなどしました。

串本のスーパーでクジラのお寿司を買いました。

あと串本はマグロの養殖(近大マグロ)が有名らしく、マグロのお寿司もメチャクチャ安かったです。赤身もトロも、6貫入で定価1300円からの半額になっていて、笹食ってる場合じゃねえ!ってなりました。

いい感じのホテルに泊まります。温泉でゆっくりしてえ~と思ってちょっといい宿をとったのに、疲れていたので一旦シャワーだけあびて爆睡してしまいました。

日本最古の石造り灯台に行きました。灯台の手前に資料室があって、入ってみると職員のおじさんが先客2人に資料の説明をしていたようで、「兄ちゃんも聴いてきな」みたいなテンションだったのでおれも参戦しました。で、先客2人がゴリゴリの関西人で、話を聴いてるときのリアクションがマジですごくて「ほお~~!」「へぇ~~!」「これがさっき言ってたやつかいな!」みたいな調子で、これだけリアクションがデカかったら説明するほうもやりやすいだろうな~と感心していました。

ところが、あるタイミングで説明が1周したらしく関西人2人が帰ってしまい、おれと職員のおじさんのタイマンが始まってしまいます。で、タイマンになった瞬間にリアクションがなくなったらお互いやりにくいだろうなと思って、おれも「ほお~~!」「へぇ~~!」って言いながら聴くことになってしまい、関わってるうちに怪異と入れ替わってしまって自分自身が怪異になってしまうタイプの怪談か?って思いました。

トルコ雑貨屋さんでトルコアイスを食べます。このあたりの地域は昔いろいろあってトルコとの縁が深いようです。店主さんはトルコ人なのに関西弁を話すというヤバい合体を果たしてしまったありえんくらい陽気な謎のおじさんで、一人で一生喋ってて面白かったです。

本州最南端です。日本最南端ではなく本州最南端なので格落ち感はありますが、ガチの日本最南端は沖ノ鳥島で、流石に行けないのでこれで満足しておこうかと思います。

冷静に考えると宇宙から見れば国境なんて見えないので日本最南端にこだわることに意味はないですが、宇宙から見ても本州島は実在するので本州最南端には意味がある、という見方も可能です。

聖地巡礼の関係で周参見駅に行ったところ謎のカニが駅に入ってきてすごかったです。

和歌山市で和歌山ラーメンを食べます。ネギの味がしておいしいです。

奈良の天理から三重を結ぶ道路で「名阪国道」っていうのがあって、事故が多いことで道路界隈では有名です。設計が古いのにみんなバンバン飛ばしまくるから危ないんだそうです。特に有名なのは魔のΩカーブと呼ばれている、イカれた曲がり方をしている区間ですね。

そういうわけで、前々から名阪国道を走りてえ~と思っていたわけですが、今回は運良く近くまで行ったので通ってきました。たしかにアップダウンがものすごい上にカーブもキツくて危ない道路だな~と思いました。さすがに普通の乗用車で注意して運転すれば恐るるに足らないとは思いますけど、トラックだったり、路面が濡れていたりと悪条件が重なると簡単に事故るだろうなと思います。

そういう感じです。

クジライルカマグロカツオあたりのデカい海の生き物をたくさん食べられてよかったです。それと海と岩の景色がすごく綺麗で、それもよかったです。

せろりんでした。

コメント