ドラゴンフルーツを食うぞ!

メシ

せろりんです。スーパーに行ったらドラゴンフルーツが売ってたので食べます。

スーパーの青果コーナーの端っこに鎮座していました。398円です。

ドラゴンフルーツという小学生みたいな名前がついていますが実態としてはサボテンの果実です。

親の知り合いが沖縄に住んでいて、何故かドラゴンフルーツを毎年送ってくれるので、せろりん家ではおなじみの味です。最近食べてないな―と思ったので購入しました。

切りました。中も外も見た目が禍々しいですね。ドラゴンフルーツは果肉が赤いヤツと白いヤツがいて白のほうはもうちょっとマシな見た目をしています。

味は、サボテンの果実ってのが存在するんだったら恐らくこういう味だろうな、と想像したときの味とまったく同じです。食感はキウイをスポンジっぽくした感じです。種は食べられるので、やはりキウイのようにプチプチ感を楽しめます。甘みは全く熟していないバナナと同じくらいで、かなり甘さ控えめです。かといって強い酸味があるわけでもなく、香り高いわけでもなく、全体的に薄味な、よくわからない食べ物です。

せろりん家では毎年ドラゴンフルーツが食卓に上がるんですが、昔はあまり良さがわからず、まずくはないから食べるといった感じでした。良さがわかるようになったのはここ数年で、うっすい甘みを感じながら種のプチプチ感とスポンジのような舌触りを楽しむ果物だということを最近理解しました。見た目は地獄みたいなのに味はかなり地味です。メッチャおいしいというわけではないんですが、酸味が弱いので、キウイやパイナップルなんかと比べて刺激が無く、安心して食べられます。稀にしか売っていない上に398円と若干高めなので滅多に食べられませんけど、これが100円以下だったら毎日食べてるかもしれません。

おれはフルーツをお茶にぶち込んで飲むのが好きなのでドラゴンフルーツでもやってみました。

スライスした果肉をルイボスというハーブのお茶に入れました。こういうのは紅茶でやるのが定番なんだと思いますが、ルイボスは紅茶よりも渋味や苦味が薄く、味がマイルドなので、フルーツの味を楽しみたいならルイボスのほうが向いている気がします。それはそうとドラゴンフルーツはマジで味が薄いので、お茶に入れてしまうとお茶の味が勝ってしまい、マジでなんもわかりませんでした。ルイボスが勝つってよっぽどですね。さすがに後半はフルーツ成分の濃度が濃くなってくるので若干の酸味を感じられるようにはなるんですが、じゃあそれが美味しいかと聞かれるとそうでもありません。失敗ですね。

終わり。

せろりんでした。

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