タイに行くぞ!

旅行

サワッディーカッ、せろりんです。

タイ行くぞ!

バカ高いビルで空中散歩するぞ!

表示がバグってるビル、マハナコンタワーにやってきました。314mでバンコク2位です。言うて1位のビルも318mでしかなく、数字で比べるとそんなに変わらないのでデザイン加点で実質1位ということでいいんじゃないでしょうか。

日本のビルってドバイとか上海とかと比べると低くて、こういう超高層ビルは外国に行かないと見れないから貴重な体験だな~と思考停止で思っていたんですが、冷静に考えると普通に麻布台ヒルズが325m、あべのハルカスが300m、横浜ランドマークタワーが296mあるのでありがたがる程には大したことないなと帰国してから気づきました。

最上階まで行くには880バーツ(3700円)も払わないといけないのが痛いです。たけえ~。スカイツリーでも2700円なのに…。タイは何を買っても日本の半額くらいなので、その物価に慣れているとよけい高く感じます。

あと手荷物検査がかなりキッチリしていたのもめんどくさかったです。カバンをしっかり漁られた上でロッカーに預ける必要があります。

とはいえ、眺めはいいです。ここまでむき出しになってる展望台もそうないんじゃないでしょうか。その気になれば物を投げることができてしまうのでメチャクチャ危なっかしいなと思います。だから手荷物検査が厳重だったのかもしれないですが、カメラや携帯は持ち込めるのでなにか投げること自体は技術的には可能です。

このビルの一番の目玉はココですね~。透明なガラスの上を歩くことができます。

「ちゃんと賢い人が設計したガラス板があるんだから楽勝だろ」と思っていざ縁に腰掛けててガラスに足を下ろしてみたんですが、いざ目の前にすると、賢い人が設計したはずなのにぶっ壊れてヤバいことになってしまった過去のさまざまな機械や施設が脳内にチラついて漏らしそうになりました。おれの予定ではガラスの上を歩いて、ちょっとジャンプくらいかましてやろうかと思っていたんですが、実物を目の前にすると怖すぎて普通に隅っこで震えてました。

怖えーってマジで、なんかたまに揺れる気がするし・・・。カイジの鉄骨渡りってマジで無理ゲーなんだなって思いました。

タイの中華街でツバメの巣とフカヒレを食べるぞ!

ツバメの巣といえば中華の高級食材です。実はツバメの巣って中国ではとれないらしく、タイこそがツバメの巣の産地の一つです。そういうわけで初めてのツバメの巣に挑戦です。

お値段300バーツ(1260円)です。日本で食べるよりはだいぶ安いんじゃないでしょうか?

初めてなので素材の味がわかる定番っぽい味付けのを頼もうとしたんですが、だいたいいくらくらいなのか確かめてから入店しようと思ってメニューのココナッツミルク味の写真を指さして「ハウマッチ?」と言ったらいつのまにかそれを注文する流れになってしまい、いまさら引き返せないので、どう考えても定番ではないココナッツミルク味になってしまいました。戦争とかもこうやって始まるらしいです。

味変アイテムなのかよくわかりませんが、麦芽糖(香ばしい香りのする水飴)と、甘く煮た豆のようなものがついてきます。

アァ~、マジでうまくも不味くもないですね。糸寒天みたいな食感です。ツバメの巣自体には味は無いです。

この手の、食感に全振りした味のしない食べ物っていろいろありますけど、ツバメの巣は食感に全振りしてるわりにはそれほどおもしろい食感でもありません。ナタデココやタピオカやコンニャクのほうが良い食感をしていると思います。

ツバメの巣に美容効果があると信じている人が美容モクで食べるなら良いかもしれないですが、おれはもういいかなという感想です。そもそもツバメの巣って、ツバメの唾液が固まったものらしくて、半分ゲテモノだろ、みたいな気持ちもまあまああります。

そういうわけで、バンコクの中華街「ヤワラート」に来ています。ここメッチャおもしろいですね~。賑わっていてかなりカオスです。

有名店「和成豊」にやってきました。フアセンホンって読むらしいんですが、タイ在住Youtuberの人がしきりに「かずなりゆたか」って言っていたので、もはやかずなりゆたかにしか見えません。

人生初のフカヒレを食べます。タイだからなのか薬味としてパクチーがついてきます。

フカヒレはべつにタイ名物でもなんでもないんですが、物価が安いのでフカヒレも安いっぽく、バンコク中華街でフカヒレを食べるのはわりと定番ムーブらしいです。

スープとしてはなかなかうまいんですが、フカヒレ自体には味が無くて、これも食感全振り食材のようです。コリコリしていて、スープとも合っていてうまいといえばうまいです。ただ、400バーツ(1680円)もするので、日本よりだいぶ安そうとはいえわざわざ高い金を出して買うものでもないと思います。フカヒレに美容効果があると信じている人が美容モクで食べるんじゃなければ一度食べておけばいいんじゃないかと思います。

この店は何食っても美味いタイプの店のようで、エビシュウマイはぷりぷりで超美味かったですし、牛肉のオイスターソース炒めも火加減が絶妙で柔らかくて死ぬほどうまかったです。適当に頼んだマントウ(白いパン)もうまかったです。値段はあんまり覚えてないですがメッチャ安かったです。たしかシュウマイが250円くらいだったと思います。家の近所にほしいですね。

トゥクトゥクに4000円請求されるぞ!

そういうわけでトゥクトゥクに乗って中華街からホテルに帰ります。タイはどこにでもトゥクトゥクがいるので、乗り心地は悪いですし価格交渉がめんどくさいとはいえ、活用すれば非常に便利です。おれは滞在中に6回くらい使いました。

トゥクトゥクにはメーターがなく、運転手の言い値を払うのが普通です。ここで、正しいトゥクトゥクの乗り方を皆さんに伝授しましょう。

まず、「◯◯ホテルまで行きたいんですが」と言います。すると、運転手は必ず「オーケー、乗れ!」みたいな感じで振る舞ってきますが、何がオーケーなのかわからないですし、ここで乗ってしまうといくら請求されるかわかったものではないので、乗る前に絶対に「ハウマッチ」と聞く必要があります。

すると、たいてい「スリーハンドレッド」とかありえない値段をふっかけられるので、「アー、ワンハンドレッド」とか言って、低めの価格を提示しましょう。すると相手は「オーケー、250、乗れ!」とか言って何故かエンジンをかけはじめますが、何がオーケーなのかわからないので、めげずに「ノー、100!」と強い姿勢で望むのが良いです。2回くらい100と言うと、俺の負けだ、みたいな感じを出しながら「150」とか現実的な値段を言ってくるので、納得できるなら乗って、納得できないなら「120」とか言ってみるか、あるいは振り向いて歩いて帰るふりをして運転手を脅しましょう。

おれはこの戦法をつかって帰るふりをしまくった結果、トゥクトゥク運転手はそこまで勤労意欲が高くないっぽく、意外と引き止められずに帰れてしまうので30℃を超える炎天下にトゥクトゥクに2回乗りそこねました。

さて、トゥクトゥクに乗り慣れてきたある日、パッポンナイトマーケットという観光客向けのナイトマーケットに行った帰りのことです。

トゥクトゥク運転手の中には、マッサージ屋やニセモノの時計屋に乗客を案内することでリベートを得る商売をしている人もいるっぽく、そのときの運転手もニセモノの時計のパンフレットを見せてきた人でした。そういう運転手ってたいてい地雷なのでヤバげだなーと思ったんですが、地雷じゃなさそうなトゥクトゥク運転手ってそんなに居ないので、疲れていたのもあって120バーツの約束で普通に乗ってしまいました。

ホテルに着くと、普通のドライバーはフロントの前まで付けてくれるわけですが、その運転手はなぜかホテルからちょっとだけ離れた路肩にトゥクトゥクを停めました。そういうスタイルの人もいるのかなと思いつつ120バーツを渡すと、札を眺めながら振り返って芝居がかった真顔で「ワンサウザント(4200円)」とか言ってきてヒェッってなりました。強い意志で「ノー」と言うと今度はちょっと笑いながら「150」と言ってきて、「あ、半分冗談なんだな」と思っておれもちょっと笑いながら「ノー、アイセイド120!」と言って下車したのでした。ウオ~、怖え~。

まあ、この運転手は半分冗談のプロレス感覚でやってる感じでしたし、そんなに強そうでもなかったですし、周りに人がそこそこいてフロントもすぐそこだったので揉め事になっても大事にはならないだろという余裕もあって別に怖くなかったですけど(ガラス張りのビルのほうが怖かったです)、それにしても闇深え~って思います。そういうわけで、トゥクトゥクは便利だしメチャクチャ楽しい半面、トラブルも多いので、ワンチャン喧嘩になっても数で押し切れるくらいの大人数で乗るのがいいと思います。

タイでモノを買おうとすると割りと価格交渉が必要になるので、それこそがタイ旅行の醍醐味ではあるものの、シンプルにめんどくさいと思う気持ちもあります。値切って良いタイプの適当な感じのお店も多い一方で、スーパーやショッピングモールのちゃんとしてる感じの店は流石に値切るべきではないようで、区別が難しいのも面倒です。

これはMKBセンターというショッピングモールに入居している適当な感じの服屋で、250バーツ(1050円)で買ったタイパンツです。かなりオラついたデザインのズボンではありますが、あえて外国人観光客っぽい格好をしたほうが向こうもいろいろ察してくれるので楽なのでは、と考えて買いました。ショッピングモールのテナントですが店はかなり適当っぽかったので値切っていいのかよくわからず、疲れていたので250バーツでうっかり買ってしまったんですが、すぐそばの店だと定価150バーツで売っていたので、かなり大損こいています。いまならわかりますけど、あの店はどう考えても値切って良い店です。

このズボンはポケットの部分の糸がほつれてビリビリにやぶれて(しかも左右両方!)、何も入れられなくなってしまったのでホテルに捨ててきました。悲しいです。

ヤバいトゥクトゥク 強さランキング

S ニセモノの時計 マッサージ
A 陽気 帰るふりをするとやたら引き止めてくる 運転中にめっちゃ話しかけてくる コンニチハとか言ってくる
B 上機嫌 価格交渉のリアクションが大げさ 
C スピーカーがデカい 席にVIPって書いてある 3輪しかないのに4WDって書いてある

オタク専用ショッピングモールに行くぞ!

MBKセンターにやってきています。MBKセンターは秋葉原っぽい要素が一つのビルに詰め込まれたショピングモールです。

タイは日本に無い携帯がいろいろあって楽しいですね~。いまのAndroid携帯って中国製品が一番進んでておもしろいみたいなところがあるわけですが、中国メーカーは日本であまり携帯を売ってくれないので、こうやって外国に行くといろいろ見れてマジでおもしろいです。

このようにスマホグッズや中古スマホもたくさん売られています。

3インチくらいのメチャクチャ小さいGalaxy NOTEそっくりの端末が売っていたので「オ~、Android smartphone?」とつい聞いてしまったところ、イエスとかファンタスティックとか言ってました。流石に買う気は無いのでセンキューと言って立ち去ろうとすると「1000バーツ!」(4200円くらい)と言ってきてなかなか迫力がありました。4200円か、めちゃくちゃ安いな、値切れば3000円くらいになるかな?ちゃんとAndroidが動くなら面白半分で買ってみてもいいな、と思ったんですが、そんな値段の携帯がちゃんと動くわけないですし、怖さが上回ったので聞かなかったふりをして立ち去りました。

そういうわけでガジェットオタクにとってはメッチャおもしろい場所です。

アニメイトもあります。バンコク店に向けていろんな漫画家の色紙が飾られてますね。

アニメイト以外にも、タイではなんだかんだ6店舗くらいの本屋に寄りました。

おれが見た限り、タイで意外と人気のあるマンガ・ラノベは「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」と「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」ですね~。この2つは、日本のマンガ・ラノベを置いている店にはたいてい置いてあります。しかもたいてい平積みされているか、表紙を向けて陳列されています。日本語で書かれたロシア語混じりの小説のタイ語訳はカオスすぎるだろと思わなくはないです。

YURI ZONEにやってきました。「安達としまむら」「わたゆり」「ささこい」みたいな、アニメ化されるような定番作品が普通に人気っぽいですが、おれが知らない作品もたくさんあって、割りとなんでもありですね。

限られたスペースを有効活用するために、新しめの旬の作品ばかりを取り扱っているっぽいですが、「Citrus」は古めの作品なのにたくさん置かれていて根強い人気がありそうな雰囲気が漂ってました。

お土産にタイ語版の「わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)」のコミカライズ1巻を買いました。おれはタイ語の表現がわかるわけではないので読んでもほとんど意味不明ですが、タイ文字自体は少しだけ読めるように勉強してきたのでหา?(HA?)みたいな表現や、อะจีไช(acichai:紫陽花)みたいな人名の部分は意味がわかってたのしいです。

せっかくなので、あの有名なセリフ「れな子が悪いんだよ」がどこにどういう表現で登場するのか探してみようと思います。

あとMBKセンターはドンキとか謎のメイドカフェとかがあって日本人にはおもしろいんじゃないかと思います。タイのメイドカフェはやっぱりタイ人が接客してくれるんでしょうか?謎です。

寺に行くぞ!

タイ三大寺院の一つ、ワット・プラケオにやってきました。実は腹を壊して具合が悪いんですが、しかし今日はバンコク最終日です。這ってでも寺に行かないと、まったく寺に行かないまま帰国することになってしまうので這ってやってきました。

めっちゃ豪華ですねえ!ピカピカギラギラのデザインって実物を目にしていない日本人はあんまり好まないと思いますし、おれもガイドブックで見る限りはそんなに綺麗だとも思わなかったんですが、いざ実物を眼の前にするとメッチャ綺麗でシンプルに感動します。

↑仙台の瑞鳳殿

おれって日本の歴史的建造物だと仙台の瑞鳳殿がかなり好きなので、実は東南アジアっぽいギラギラピカピカなのが趣味にあってるのかもしれないです。我々はヨーロッパが覇権をとった世界の日本で育ったからパルテノン神殿や法隆寺みたいな建物こそが美しいと感じるだけで、心の奥底ではタイの寺院を求めていたのかもしれないです。

三大寺院の2つ目、ワット・ポーにやってきました。入滅直前の釈迦の像です。

デカいです。

壁が謎の素材で装飾されていて、不思議な建物だな、と思っていたんですが、これ冷静に観察するとタイルですよね。おれはタイルをあしらった小物やインテリアとかが結構好きなのでめちゃくちゃ気に入りました。それにしても暑いです。暑くてタイルが有名といえば多治見なのでタイは多治見と言っても過言ではないです。

なんもかんもタイルでできています。

そういう視点でもっとじっくり見たい気がしますが、それはそうと暑すぎてかなり具合が悪くなってきました。3大寺院は近い位置に固まっているので半日もあれば全部回れるんですが、3件目のワット・アルンだけは川の向こう側にあってアクセスがやや大変なので、具合も悪いことですし今回はスルーしてホテルに向かおうと思います。

メッチャ有名な観光地なのでトゥクトゥクが死ぬほど並んでいます。まあでも、具合が悪くてトゥクトゥクの乗り心地には耐えられない気がしますし、価格交渉もめんどくさいのでGrab(Uberみたいなアプリ)でタクシーを呼ぶことにします。

実はトゥクトゥクよりGrabタクシーのほうが安いです。しかもタクシーは乗り心地がいいですし、なによりエアコンが効いています。ただ、Grabは呼んでからタクシーが来るまで10分くらいかかることもあってダルいので短い距離ならトゥクトゥクのほうが便利だったりもします。今日はチャオプラヤ川のほとりにホテルをとっていて、そこそこ距離があるのでGrabを使おうと思います。10分ほど待ってタクシーに乗ったところ、まあまあ渋滞がヤバくて運転手が英語でブツブツ喋っていましたが、「Traffic jam」しか聞き取れなくてなんかしらんけどイラついとんだなと思いました。

ワニを食うぞ!

ちょっとだけいいホテルに来ています。おれはバンコクに5泊したんですが、最初の4泊は1泊4000円くらいの安いホテルに泊まっていました。4泊したところはツインタワーズホテルとかいう場所で、ボロくて立地がイマイチなわりに、安くて広くて宿泊客が多くて設備が充実している、みたいなところでした。で、最後の1泊は、ノリで2万5000円くらいする外資系5つ星ホテル ロイヤルオーキッド・シェラトン・ホテル&タワーズとかいうところに宿をとりました。

おれは宿にあまり金をかけないスタイルの旅行者で、国内旅行はたいてい快活クラブか車中泊で済ませています。そういうわけで高いホテルに泊まることにはかなり抵抗があるんですが、ここはチャオプラヤ川の眺めが非常にいいらしいのでつい予約してしまいました。見ての通りメッチャいいですね~。

チャオプラヤ川はメッチャ広い川幅に大量の水がゆったりと流れている上に、しかも堤防が無いっぽいので、日本ではなかなか見れない独特の景観をしています。

左手に見えるイカつい金色のビルはアイコンサイアムという複合施設の一部で、真にバンコクで一番高いビルです。

このへんは割りと栄えている一方で、近くに橋がないので渡しの船がひっきりなしに動いていておもしろいです。

コロシテ

船に乗ってアイコンサイアムのショッピングモール部分にやってきました。かなりイカついです。

吹き抜けに3階建てのH&Mが建っているなど、景気のいい街特有のオラつきを感じます。

デカいです。床面積で言うと甲府昭和のイオンモールの7倍くらいあるらしいです。この階にはポルシェが入居しています。

そういうわけでフードコートにやってきました。タイのフードコートって安くて冷房がきいていて清潔で最高です。おれは5泊しましたが、わりとずっとフードコートで飯を食ってました。

フードコートにはなんとワニの肉が売られていました。

ワニといえば100みたいなところがあるので100バーツ(420円)で買えます。ダチョウ、シカ、羊なんかも売ってます。

けっこう美味しかったです。ほぼ鶏肉みたいな味ではあるんですが、かなり固くて食べごたえがありました。でも嫌な硬さでは全然なくて、こうやって焼き鳥として食べるならむしろ肉食ってる感があって非常に美味しいです。

あとはカオソイを食べるなどしました。タイ風のカレーラーメンです。

ところで北海道の南のほうにもカレーラーメンという謎の料理があって、おれは北海道のカレーラーメンがめちゃくちゃ好きです。そういうわけで、このおれが味を見てやるか、みたいなテンションで食べてやったんですけど、けっこう美味しくて、やるやんって思いました。

フードコートは水上マーケットをイメージしたコンセプトになってるらしいです。

タイのフードコートにしては全体的にかなり値段が高いですが、ワニ肉の店みたいな他所には無いおもしろい店も多いので、タイに行って時間に余裕があったら1回は行ってみるといいと思います。

アイコンサイアムの本屋でも「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」は人気っぽいです。マジでどの本屋に行っても売ってます。おれも読んだほうがいいですかね。

このモールは大部分を高島屋が仕切っていてなかなかすごいです。タイのモールってわりと日本企業が進出しまくっていて、普通に8番らーめんとかやよい軒とかココイチが風景に溶け込んでるんですが、アイコンサイアムは特に日本のお店が多いです。スシローすらあります。あと、驚くべきことに、旭川で旭川ラーメン屋さんをやっている梅光軒なんかも出店していました。

帰るぞ!

スワンナプーム国際空港に来ました。これから帰国します。行きもお世話になったマジックフードコートで腹ごしらえをします。

スワンナプーム国際空港って物価がイカれてて、ビックマックのセットが2000円とかして何を食っても高いです。

ところがどっこい、空港の1階の端っこの端っこにある空港職員向けのフードコート「マジックフードコート」だけはメチャクチャ安いですし、タイ料理が大体売ってて最高です。入国したときに利用して、非常にメシがうまかったので帰りも腹ごしらえをしてから帰ろうと思います。

半分トート化したカオマンガイ(鶏肉のうち半分だけ揚げてもらったタイのチキンライス)と小さいカニが入ったソムタムを食います。

めちゃくちゃうまいです。これで確か800円とかだったと思います。

ソムタムとは千切りにした青パパイヤを使ったタイ独自のサラダです。歯ごたえがあって、いろんな味がして、ガチでメチャクチャうまいです。

サラダってふつうはあってもなくてもいいような雑魚キャラだと思いますけど、ソムタムはあまりにも美味いのでメイン料理よりありがたいまであります。

ちなみに行きはマッサマンカレーとソムタムトート(揚げソムタム)を食べました。ソムタムトートってめっちゃレアキャラで、日本で食べられる店はなんだか無さそうですし、バンコクでも食べられる店はあまり無いみたいなので、タイに行く人はぜひスワンナプームで済ませておくといいと思います。

ソムタムトートはゴボウのかき揚げみたいな感じかなと思ったんですが、実際はスナック菓子みたいにザクザクしていてメッチャ美味しかったです。マッサマンも異常にうまくて感動です。

そういうわけでタイはメシがめちゃくちゃうまかったです。この記事は観光編みたいな位置づけで、タイ料理の話は控えめにしましたけど、とはいえメシ抜きでタイの観光を語るのは無理があるよなと思うくらいメシがうまかったです。そのうち食事編が公開されます。必ず読みましょう。

タイのビッグマックって「タイのビッグマックが高すぎる、日本はオワコン」みたいなインターネットの話題でメッチャ頻繁に登場するのでほとんどネットミームと化しており、おれはネットミームが好きなので空港ではタイのビッグマックでも食おうかなと思っていたんですがソムタムの魅力に勝てずにフードコートに行ってしまいました。

で、出国手続きを無事終えて空港の売店でお土産を買っていたわけです。レジを打ってもらっていると、店員のお姉さんが、搭乗締切時刻が書いてあるおれの航空券を見て「オ~、quickly,quickly!」とか言いながらメッチャ慌ててお土産の袋詰めを始めて、なんだなんだとなりました。

この時点で締切時刻まで25分もあって、それだけあれば余裕だろ、と思っていたんですが店員の迫力に気圧されて急いで搭乗口に向かったところ、搭乗口が「S102」とかいう謎の場所で、実はサテライトターミナルとかいうメチャクチャ離れた場所にある搭乗口だったようです。サテライトはガチで遠くて、たどり着くまでに専用の電車みたいなのに一駅乗る必要があります。閉まる直前の電車に駆け込んで結局は締切5分前に搭乗できましたけど、もう少し遅かったら電車に乗り遅れて詰んでいたかもしれないです。タイ人の店員さん、ガチでขอบคุณ ครับでした。

そういうわけで八王子に帰ってきました。

終わり。

せろりんでした。

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