せろりんでーす。
おれが月一で高尾山に行って季節の移り変わりを楽しむコーナーです。
6号路から登るぞ！
高尾山口駅にやってきました。今日は6号路から攻めます。
高尾山には1号路から6号路までのナンバーの振られた登山道があります。圧倒的に登山者が多いのは全域が完全に舗装された1号路で、1号路は高尾山最弱の難度を誇ります。一方で今回攻める6号路は1から6の中で最難関だと言われています。
ぼちぼち歩いて登山口までやってきました。
こういう道を行きます。高尾山最難関と言えど高尾山なので大してハードではありません。道は舗装こそされていませんが、スニーカーでもスイスイ登っていけそうなくらい歩きやすいです。全体的にゆるい上りが続きます。
普通の山はほぼ全員が登山靴を履いて攻めますが、高尾山は舐めプ勢の巣窟なので、スニーカーどころかサンダルや革靴で来ている人も普通にいます。とはいえ6号路であってもそういうショボい装備で(基本的には)なんとかなってしまうのが高尾山のすごいところです(やめといたほうがいいのは間違いないです)。
それはそうとすれ違ったおばさんが裸足だったのにはさすがのおれも「は？」ってなりました。
植物を見つつ登るぞ！
高尾山の動植物を解説する看板がいろんなところにあります。
1号路にもそういう看板はあるんですが「ムササビを見つけてみよう！」みたいなのが多くて、ムササビって夜行性なので見つけられるわけないじゃんと思ってしまいます。6号路のおもしろいところは、看板に貼ってある植物が普通にすぐ側に生えている点にあります。この細長いのはアヤメ科の植物の「シャガ」らしいです。
こういうのをまとめておけば小学校の自由研究なら(賞はもらえないと思いますが)いっちょ上がりなので小学校の自由研究ってチョロいな～頭脳そのままで小学生に戻りてえな～と思います。
シャガの花も咲いていました。アヤメ科なのでアヤメっぽい見た目です。いいですね。
6号路の見どころの一つが「琵琶滝」です。お坊さんがリアルに修行で使っている滝らしいですね。
6号路は沢沿いを歩く谷あいのコースです。終盤になると沢の上をそのまま歩くような道が出現します。涼しげでいいですね。
それはそうと登山者がメチャ多くすれ違いの頻度が高いわりに道が狭くて大変でした。空いているときに行きたいですね。
登頂するぞ！
最後は階段です。人工物が増えてくると山頂が近いことを実感します。6号路といえど90分くらい歩けば登頂できるヌルゲーなんですが、とはいえこの日はおひさまぽかぽかで暑くて大変でした。
山頂にあるビジターセンターに寄ったところ、東京オリンピックで配る予定だったらしい「ネッククーラー」なる布切れが配布されていました。
うさんくせーと思いつつ、無料なら・・・と思って1枚もらってその場で使ってみたところ、これがなかなか素晴らしいグッズでした。水で濡らして絞った上で首に巻いて使うと涼しい、というシンプルなグッズです。
濡らして絞っただけなのに超冷え冷えな上に、ずっとクビに巻いていても清涼感がほとんど衰えずに帰るまでずっと冷たいのもよかったです。おそらく速乾性の布で出来ていて、水の気化熱で温度を下げているんだと思います。ただし普通の濡れタオルと比べても明らかに冷却効果が高くて、金払ってでも欲しくなる出来でした。薄手の布で出来ていてかさばらないですし、水さえあれば動作するので登山グッズとしても優秀です。失礼ながら、オリンピックのこの手の暑さ対策グッズでまともな商品あったんだな・・・って思ってしまいました。
リフト乗って帰るぞ！
帰りはリフトを使います。行列はリフト乗り場に伸びています。ありえんくらい並んでいるように見えるんですが、うまいこと観察するとリフトは1分で12人捌けることがわかり、列の人数はせいぜい100人程度なので実は10分も並べば乗れることがわかります。
おれは陰キャラなので飲食店なんかで行列を見るとまずこういう計算を行って何分くらい待つのかを推定してみるんですが、意外と馬鹿にならないものでかなり雑に計算しても割りと当たるので楽しいです。
10分くらい並んでリフトに乗りました。けっこう怖かったです。それはそうと眺めが良くて楽しかったです。高尾山って実は眺めがいいポイントはあんまり無いんですけど、リフトに乗ると眺めがメチャ良いので最高です。高尾山のリフトは初体験だったんですけどメチャ最高でした。
なんだかんだあって高尾山口駅に戻ってきました。飯能連中が4期に向けてアップをはじめているっぽいですね。
そういうわけで高尾駅にある八王子ラーメンのお店「びんびん亭」でつけ麺を頼みました。
おれはつけ麺よりはラーメンのほうが好きなんですが、つけ麺を食うたびに、あれ、ラーメンよりつけ麺のほうが美味くね？と悟りを開きそうになります。玉ねぎが入っていておいしかったです。
そういう感じです。
終わり。
せろりんでした。
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