せろりんです。
みなさん!「シュート! Goal to the Future」、見ましたか!面白かったですよね!
なんで見てねえんだよおおおおおおおおおおおおおおお
見てない奴は朝5時半集合。
そういうわけでシュート! Goal to the Future(以下:シュート)の聖地巡礼で掛川に行ってきました。
掛川高校に行くぞ!
東京でシュートGoal to the Futureのオタクと朝8時半に待ち合わせして車でやってきました。
左にあるのが掛川高校の舞台とされている「掛川西高校」です。実は掛川城のすぐ隣に建っています。
ここがあの有名な掛川ヌーディストビーチか~って思いました。
学校からは掛川城がデッカく見えます。それはそうとタイミングの悪いことに城は工事中で足場に覆われてしまっています。
おれは最初、シュート!Goal to the Futureを見たとき「いやいやいや、いくら掛川の高校でもこんなに頻繁に城が映り込む高校があるわけないだろ」「地域性を出したい気持ちはわかるけど掛川城推しがヤバすぎだろ」と失礼な誤解をしていたんですが、実際に行ってみると完全におれが間違っていたことが発覚しました。シュート!Goal to the Futureは、実物よりもずっと控えめに掛川城を描写しているのです。
どうでしょう。こうして見ると、アニメでは遠くの山の上にポツンと建っている印象です。ところが実物は隣にドーンなわけです。
見たままを描写すると流石に掛川城が画面を占領して暑苦しくなってしまうからかなのか、アニメではやや小さめに描写されています。
歴史的巨大建造物の城を背景に戦いながらも登場人物が城の存在に言及したり城をありがたがったりしないシュートの作風は、「ボールを持ったら一歩でも前進」とか「過去ってのはお前の後ろにあるんだよ」「勝利は相手ゴール、お前らの前にしか無いんだ」といったセリフに象徴されるシュートの前進主義と合致していてメッチャいいな~と思います。
ところが実際に現地を訪れてみると、実際のところ、城が写りまくるのは単にデカくて目立つからどうしても画面に入ってしまうだけのような気もしてきます。
正門にやってきました。
ちょうど風間成くんが歩いていたので笑顔で「サッカー、好きか?」と聞いたところ、「お前、今サッカーのこと笑っただろ!」って言われたので退散しました。
城に行くぞ!
城にやってきました。
時間の都合上で城はサラッと見て回るだけになってしまいました。しかし城の周辺には美術館や博物館がたくさん立ち並んでいてメチャ楽しそうでした。
天守を見に行こうと思います。
どうして工事中で立入禁止なんだよおおおおおおおおおおおおおおお
工事中で立入禁止になっていてフェンス越しの撮影です。おそらくは辻が左足を開放した場所はここです。
みなさんも掛川城で左足を開放してみてはいかがでしょうか。
城の周辺を歩くぞ!
本編に登場した駄菓子屋さんにやってきました。アイスを買って、同行してくれたシュートオタクに半分あげてシュートごっこをしたかったんですが、半分に割るタイプのアイスはおれが行ったときはありませんでした。
代わりに駄菓子をいろいろ購入しました。おでんやかき氷もあるので休憩にいいんじゃないでしょうか。
辻秀人が落ち込んでいた謎の公園にも行きました。
アニメを見たときは、木、太すぎワロタ!wって思っていたものの、実物もアニメとだいたい同じでした。
雰囲気があって良い公園でした。
これから聖地巡礼に行く人のために有益駐車場情報を載せておこうと思います。
ありがたいことに、高校、駄菓子屋、公園は、城のすぐ近くにまとまっています。一度駐車場に車を停めたあとは、徒歩でぐるぐる練り歩くといいです。
おれは車で訪れたので、城の近くの「大手門駐車場」に駐車しました。デカい駐車場な上に料金も30分100円と安いのでオススメです。
シュートの聖地は、高校、城、駄菓子屋、公園以外にはいくつかしか無いので、大手門駐車場に車を停めておけば聖地巡礼の8割が済みます。
ナポリタンを食うぞ!
喫茶店「ジュアン」にやってきました。ここは聖地でもなんでもなく、「掛川 ナポリタン」で調べたら出てきたというだけの理由でやってきました。
シュート!原作が置いてありました。
実はおれはシュート!原作未履修なので、ここで始めて原作と邂逅することになりました。
1話から若かりし頃の神谷監督が登場していてテンションが上りました。原作でも割りと横柄な性格をしていて、なんとなく面影があるなと思いました。
うまいやん!本場イタリアの味に負けてへん!ってなりました。
茶摘み体験するぞ!
掛川の観光農家「キウイフルーツカントリーJapan」にやってきました。
ここも聖地でもなんでもなく、掛川で唯一茶摘み体験をやっている施設だからというだけの理由でやってきました。
あとから知ったことですけど、ここはシュート!デジタルスタンプラリーのスポットにもなっています。
シュート!は聖地があまり多くないので、スタンプラリーでは、こういう本編とそんなに関係がない施設がスポットに指定されていがちです。
茶摘み体験おきばりやっしゃー、ということでモリモリとお茶を摘んでいきます。
今回は一芯二葉という摘み方で摘んでいきます。この葉っぱの場合、一番上の針のような新芽一つ(一芯)と、その下の葉っぱ2枚(二葉)をまとめて摘みます。赤い矢印のあたりを指でプチッと千切ってはカゴに入れるわけですね。
ちなみに紅茶の世界だと、針のような新芽の右の葉っぱに「オレンジペコー」というよく聞く名前が付けられていて有難がられています。
誕生したばかりで紫外線をあまり浴びていない新しい葉っぱは、渋み成分のカテキンがあまり生成されていないため甘くて繊細な味わいになりがちです。そういうわけでお茶っ葉は基本的に新しい芽のほうが有難がられ高値がつく傾向にあります。若い葉っぱばかりを摘む一芯二葉はグレードの高いお茶に使われる贅沢な摘み方なのです。世の中には一芯三葉とか一芯五葉とか、逆に一芯一葉や一芯だけで作ったお茶もあって多種多様です。
で、おれはシュートを見て、みなさんと同じように「お茶摘みがなんでサッカーの練習になるんだよおおおおおおおお」と思っていた側の人間でした。ところが、実際にお茶摘みをやってみると認識が大きく変わりました。
お茶摘みはてきとうに葉っぱをむしっているように見えて、実は収穫して良い葉っぱとそうでない葉っぱを瞬時に見分けるテクニックが必要なわけです。今回の場合は、一芯二葉の形状になっている茶葉以外は摘んではいけません。上の画像を見て、どの葉っぱを収穫すれば良いかみなさんにわかるでしょうか?
答えはこうです。メチャむずいですね。
おれも最初は摘んでいい葉っぱを見つけるのが難しくて摘むスピードが超遅かったんですが、コツをつかむと瞬時に判断できるようになります。コツはなんといってもフィールドを広く見渡すことです。さらに、効率よく茶葉を摘むためには、茶葉を見つけるのと摘み取るのとを同時に行う必要があります。摘み取るべき茶葉がある程度減ってきたら足を動かして他のエリアに移動するのもコツの一つです。
つまり、状況を広く見ながら適切な行動を取らないと茶摘みは上手くなりません。これってなにかに似てると思いませんか。サッカーですね。
で、1時間くらい摘んでいて収穫できた茶葉がこれだけです。それなりにあるように見えますが、製茶すると5分の1くらいになるので大した量ではありません。
おれは茶を摘みまくって紅茶と緑茶をたくさん作りたいという目標があったので、メチャ頑張って超スピードで摘みまくったんですが、それでもこの程度の量しか採れないわけです。
これを踏まえて辻秀人の摘んだ量を見てみましょう。
ありえんくらい多いですね。
放課後の短時間で辻がこれだけの量を摘めたのは、単に辻が頑張ったからというだけではなく、辻のサッカーのセンスが極めてハイレベルであるからだとも言えます。
小屋の感じが妙にリアルなので聖地が存在しそうな気もするんですが、さすがにこれを特定するのは無理な気もします。
その後、家に帰って釜炒り緑茶にしました。
若い茶葉ばかり摘み取ったからかメチャうまかったです。自画自賛みたいになってしまいますけど、高級な浅蒸し茶の味がしてうまいです。製茶はYoutubeを見ながらかなり適当にやったんですが、なんだかんだうまく行ってしまって驚いています。
このお茶を神谷監督に献上したら「どこのどちら様ですか」と言うんじゃないでしょうか。
園内は茶畑以外いたるところキウイの木で覆われています。
茶摘み体験をする上では体験代のほかに入園料1500円も払わないといけません。しかし入園料は実は激安です。なんとこの農園は、入園料を払うとキウイ食べ放題も付いてくる謎のシステムになっているのです。
キウイは甘くてめちゃくちゃ美味しかったです。入園料は1500円なのでキウイを10個くらい食えば元が取れる気がします。
園内にはカモや羊やウサギがウジャウジャ居て良かったです。園内はガチでキウイの木だらけでした。キウイグッズも大量に売られていて、ジャムとかTシャツだったらまだわかるんですが、キウイの絵がドーンとプリントされている皿とか、クッションとか、帽子とか、アロハシャツとか、シュシュとか、謎のキウイのキャラクターのぬいぐるみとか、いろいろなグッズが売られていて、キウイに体を乗っ取られた人間が運営してるのか?って思いました。
エコパに行くぞ!
エコパにやってきました。
ところで秀人は掛川城から走ってやってきたわけです。城からエコパまで8kmくらいあるのに前半45分が終わらないうち走ってきた上で試合に参加してそのまま勝っちゃう体力ヤバって思いました。
茶摘みの成果が出ていますね。
エコパは地方のちょっとしたスタジアムだと思っていたんですけど、実物はありえないくらいデカくて迫力がありました。
せっかくなので中に入って退部届を破りたかったんですが掛川ヌーディストビーチのときの警備員に怒られそうだったのでやめました。
それと佐原と園田が最終話で「最後にエコパで試合できてよかったな」みたいなことを言っていて、あんま知らんけどエコパってそんなに憧れの舞台みたいな存在なのか?と視聴中に思ったんですけど、実際こうして見るとめちゃくちゃデカくてここで試合するのには確かに憧れるよな~と思いました。収容人数は東京ドームと同じくらいらしいです。
はい。
そういうわけで掛川に行ってきました。
掛川聖地巡礼に行きたい奴は朝5時半集合。烏合の衆やクズは必要無い!
せろりんでした。
コメント
[…] シュート! Goal to the Future聖地巡礼│掛川で茶摘みして城見てナポリタン食… […]
掛川人です!
あまり意識してませんでしたが、
投稿を見たら、シュート読み返して場所にも行ってみたくなりました!
また是非掛川に遊びにいらしてくださいね。
余談ですが、ナポリタンは日本のもので、
イタリアにはナポリタンはないですよー