6年続けた共同ブログを畳むぞ!――日本霜降社の思い出

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せろりんです。

せろりんがちょいちょい記事を書いていた共同ブログ「日本霜降社」を閉鎖することになったので思い出を書いていきます。

この記事は完全なる自分語りコンテンツです。そういうわけで多くの人に楽しんでいただける記事ではない気がします。とはいえ日本霜降社の存在はおれにとってけっこうデカく、振り返っておかないわけにはいかないので振り返っておこうと思います。

日本霜降社とはなにか

日本霜降社(nihonsoukou.com)は、せろりんの中学時代からのマブである河白くんが立ち上げたウェブサイトです。河白くんはウェブデザインのお仕事をしているらしく、言ってしまえばその道のプロです。日本霜降社が爆誕した2017年当時、河白くんは専門学校に通う学生で、日本霜降社は河白くんのポートフォリオ(就職のときなんかに使う作品集)の賑やかしとして誕生したウェブサイトでした。

見ての通りデザインが大変オシャレです。

日本霜降社は、”WordPress”という、ウェブ上で動くホームページビルダーみたいなソフトで作られたウェブサイトです。ついでに言えば、このサイト「大胆に思い切って」も、このサイトの姉妹サイトである「せろガジェ」「キネオーブがこんなに」もWordPressで作られています。

そういうわけで、日本霜降社も、おれが作ったウェブサイトも、同じツールで作られているので似たようなデザインになってもおかしくないわけです。

しかしところが、並べて見てみると日本霜降社だけは明らかにデザインセンスが良くて、凄いな~と思います。おれが2秒で作った当サイト「大胆に思い切って」は見ての通りのシンプルさで、深いことは何も考えずに作られています。

河白くんが今度作る予定の制作中のウェブサイトkawashiro.jpを覗くと、「準備中~」が針になっている時計と、波のように高速で動くハイフンが表示される訳の分からない状況になっていて、謎の技術力と謎の遊び心を感じます。

時を戻そう…。河白くんが作ったサイトにおれがガジェットレビューやら、アニメの感想やら、ライフハックやら、旅行記やらをちょいちょい寄稿しているうちに、日本霜降社は気づけば2人でやってる共同ブログになっていたわけです。

ところが、河白くんは筆が早いほうではない・・・というか、筆は普通だけど飽き期がくると全然書かなくなるタイプのブロガーなので、気づけばコンスタントに記事を書くおればかりが投稿する状態になってしまいました。そこで、おればっかり目立つのもなと思って投稿量のバランスをとるために生まれたのが、せろりんだけが記事を書く当サイト「大胆に思い切って」なのです。

一応、日本霜降社はどちらかといえばお役立ち情報を書くサイトで、このサイト「大胆に思い切って」はおれが書いていて楽しい記事をカジュアルに書くサイト、というようにフワっとした使い分けをしているつもりでした。しかし実際のところ使い分けはかなりガバガバで、あってないようなものだったと言っていいでしょう。

そんなこんなでメチャ楽しく二人三脚で運営してきた日本霜降社ではありますが、最近はおれも河白くんもぜんぜん記事を書かなくなってしまったので、2023年の2月末をもって閉鎖することにした次第です。

日本霜降社はポリシーとして広告無しで運営していたサイトであった一方で、WordPressのブログは鯖代とドメイン代で維持費が割りとかかるので、Amebaブログとかと違っていつまでも放置しておくわけにはいかないのです。

パンの焼き方で軍拡競争するぞ!

日本霜降社はその道のプロである河白くんが作ったからなのか、Google検索の上位に出やすくなる工夫がいろいろされていたっぽいです。その上、おれも河白くんが作ったサイトのGoogle先生からの評価を落とさないようにいろいろと工夫して記事を書いていたので、検索流入が地味にたくさんあるサイトでした。

その中でも圧倒的にPVがあった記事が「トースター無しでトーストを焼く7つの方法」です。この記事は「パン トースター無し」などのワードでググった際に一番上に表示されるという快挙を成し遂げていて、公開してからの6年間で累計20万近いPVを叩き出しています。

上には上がいるので20万程度でイキるのは極めてダサいですし、PV自慢をする気もガチで全然無いんですが、そういう予防線を張った上で言うと20万という数字はおれのようなシャバ僧が書いた記事にしてはなかなかのものです。

日本霜降社はポリシーとして広告無しで運営していましたけど、この記事だけはポリシーとか捨てて広告を付けたほうがよかったかもしれないなーと思うくらいの盛況ぶりです。

タイトルの「7つの方法」は、記事のタイトルに数字を入れるとGoogle検索の上位に出やすくなりがち、と聞いたおれが小手先でやってみたSEOテクニックです。実際、この記事がGoogle検索でクリックされがちなのは「トースター以外でパンを焼く方法が7つもあるのか!」と、タイトルの数字が好奇心を刺激するためなんだろうと思います。


ところが実はこの記事は、もともと「5つの方法」でした。①オーブンレンジで焼く②餅焼きの網で焼く③フライパンで焼く④卵焼き器で焼く⑤魚焼きグリルで焼く、の5つを紹介する記事だったわけです。

しかしこの手のお役立ち生活ブログ界隈は魑魅魍魎がたくさん居て、検索流入があることがバレるとすぐにパクり記事を書かれてしまいがちです。

そういうわけで今から3年くらい前に「トースター以外でカリッとトーストを焼く6つの方法」みたいな感じの、おれの一枚上を行く記事がGoogle検索上に登場するようになってしまい(そのサイトは今はなくなってしまったっぽく、見つかりません)、そのせいでおれが書いた「5つの方法」は当然PVが減ってしまいました。

その「6つ」の内容はなかなかドン引きでした。おれが書いた5つに加えて⑥ホットプレートで焼く、を加えただけのものだったのです。あまりにも露骨なパクりです。

日本霜降社は趣味のウェブサイトであって生活がかかっているわけではないのでパクられたからといって実害は無いですし、実のところ別にムカつきは無かったですし、この記事を使ってパクリコンテンツを晒し上げるつもりも、社会に問題提起するつもりもガチのマジで全然無いです。しかしとはいえ、こういうのを発見してしまうと、なんとかしてやり返したくなるのが人情というものです。

で、当時おれはピザ窯DIYに勤しんでいました。そこでおれは、ホットプレートをしれっとパクり返して6つめに加えた上で「ピザ窯で焼く」を7つめに加えることで、現在の「トースター無しでトーストを焼く7つの方法」を完成させたのでした。さすがに「ピザ窯で焼く」は癖が強すぎてパクれないに違いない、という発想です。

で、ピザ窯を追加した瞬間に軍拡競争にも飽きてしまったわけです。そしてしばらくが経ったつい先日、あの記事の検索順位は今どうなってるのかな~と思い立って、おもむろに「パン トースター無し」でググってみました。すると案の定、誰かが書いた「7つの方法」が出てきたのです。

そして記事を開いてみると、7つめとして「石油ストーブに乗せて焼く」が追加されていたのでした。

お役立ちブログを書くぞ!

さて、ピザ窯といえば、おれが書いた記事の中で地味に気に入っているのがこの記事です(当サイトに引っ越し済み)。

大判耐火レンガがコメリなら1480円で買えるぞと言っている記事です。ピザ窯を作ろうとしている人以外には特に面白みのない、3秒で書いた記事です。

ピザ窯を作る上で必要になるデカい耐火レンガは、基本ホムセンでは売っておらず入手性が極めて悪い上に、通販で買おうとすると1枚7000円とかします。一方で、コメリなら全国どこにでも店舗がある上に1480円で買えてしまうという裏技があるのです。

意外なことにこの記事は累計2万PVも獲得しています。非常にマニアックな話でありながらかなり大勢のピザ窯職人見習いがこの記事を参考にしてくれたはずです。

日本霜降社にはいろいろな記事を投稿しましたけど、一番書いてよかったのはなんだかんだでこの記事かもしれません。

ちょっとググれば同じようなことで悩んでいる人がすぐに見つかって、そういう人が解決法を書いていてくれるのって、インターネットの素晴らしいところの一つだと思います。単に知りたかった情報を知れてラッキーというだけではなく、なんというか、かなり大げさに言えば、世界には善意が溢れてるな……と謎の感謝がこみ上げてくるのです。そして記事のテーマがマニアックであればあるほど、世界に仲間を見つけた気がして嬉しくなるのです。さすがにちょっと自画自賛が過ぎるかもしれませんけど、でもこの記事に限っては、そういう、感謝と嬉しさがこみ上げてくるタイプの記事だと自信を持って言える気がします。

思い出の記事を振り返るぞ!

くぅ~疲れましたw これにて完結です!ファサ

そういうわけで、日本霜降社に投稿した記事の一部を引っ越してあります。日本霜降社にはふざけて書いた記事や、アニメの感想や、食レポや、旅行記などなどいろいろな記事があります。尺(尺?)の都合でパンとピザ窯の話しかしていませんけど、いろんな記事があるので必ず全部読んでいただければと思います。手前味噌ではありますが移転した記事のURLを貼っておくので必ず全部読みましょう。

ベストセラー記事です。

資格垢です。

受験垢です。

ゆゆ式に書いてある内容を検証する記事です。

アニメの感想です。

ゆるキャンに登場する山梨要素を解説した記事です。せろりんは地方トークがメチャ好きでアニメも好きなので書いていて超楽しかった記憶があります。

パソコンを買い替えた記事です。これを読んでフォローしてくれた人がけっこう居ます。買い替えたPCに”玄人志向”の電源を積みました、と書いたところ、「クロシコは無いわ…」みたいな反応が割りと来て、クロシコって無いんだ…と思いました。

グルメ垢です。

アニメにちらっと登場するマザーボードを買った話です。

友達と一緒にデカい高級車を借りた回です。これのせいでブログが友達にバレました。

レンガです。

アニメの感想です。

アニメの感想です。

北海道のご当地虫・雪虫に悩んでいる回です。

アニメの感想です。当サイトの名前「大胆に思い切って」はこのアニメの4話のサブタイです。

街づくりゲームをプレイしている様子の記事です。河白くんが書いたこのゲームのプレイ記事を読んでいいな~と思っておれも始めてみて結局おれもプレイ記事を投稿したので日本霜降社には似たような記事が2つありました。

アニメの感想です。カメラはなぜ楽しいのかみたいな話をしています。

アニメの影響で地元の科学館に言って勝手にノスタルジーに浸っている記事です。個人的にけっこう気に入ってます。

アニメの感想です。当サイトの姉妹サイト「キネオーブがこんなに」はこのアニメの2話のサブタイです。

大胆に思い切って! |
2020/05/24/bananachocominthawaiian/

漫画の感想です。けっこう力強い主張をしている記事である一方で、この記事を書いた後の回を読んでみると実はこの記事の指摘と真逆の表現が登場しまくっていて頭を抱えました。この記事の内容は出鱈目なので話半分で読みましょう。

夕張旅行楽しいぞと言っている記事です。

ゲームの攻略です。

今後について

そういうわけで、せろりんは今後、次の3つのブログで記事を書きます。

大胆に思い切って!

大胆に思い切って!…なんでも書くブログです。

せろガジェ
せろりんがガジェットの話をするサイトです

せろガジェ…ガジェットの話専用のサイトです。せろりんに名前がよく似たガジェットYoutuberとしてせろりんねが居ますが、せろりんはせろりんねより先にせろりんを名乗っています。

キネオーブがこんなに

キネオーブがこんなに…フォトブログです。せろりんが撮った写真を投稿します。ゆくゆくは投稿を募ってみなさまの写真も載せたいと思っています。

河白市|公式ホームページ
河白市公式ホームページ。くらし、観光・交通、情報・技術、市政の情報を掲載しています。

そして河白くんの新しいブログはこちらです。河白市って名前です。日本霜降社に乗っていた河白くん名義の記事も読めます。

実は日本霜降社は最初、「日本蒼昊大学校」を名乗っていました。大学校から始まって会社になり、そして今回は市(city)がコンセプトっぽいですね。順調にデカくなっているようです。

せろりんが好きな河白くんの記事といえば・・・

「Flash黄金時代」を生きたぼくたち。
Adobe Flash(アドビ・フラッシュ)は、アドビシステムズが開発している動画やゲームなどを扱うための規格。2020年末にAdobeがFlash Playerの開発と配布を終了する予定であると発表した。 Wikipedia 「Adobe
香川の雑煮は甘い、という話
明けましておめでとうございます。河白です。 毎年正月は地元の香川県に帰省しています。 正月に食べるものといえばお雑煮。お雑煮は地域色が最も出やすい料理だとぼくは思います。 お雑煮に入れる餅の形も地域によって違っており、一般的に関東では角餅、

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まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」

まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?

改めまして、ありがとうございました!」

本当の本当に終わり

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